概要
通称七くん(ななくん)
その正体は……ネタバレ注意!
水郷学校七不思議の化身。
子どもと遊ぶのがなにより大好きな悪戯好きのお化け。
昔はもっとぼんやりした存在だったが、峻が「見つけた」ことによって姿を、
主人公が「名前を呼んだ」ことによって意識を手に入れた。
噂話の化身で、「本当はいない存在」のため、相手に「いる」と思い込ませないと姿を見せることすらできない。
しかし大人になると「そこには誰もいないと気づくようになってしまうため、暗示がうまくかからなくなる。
大人が七伏を見ることが出来るのは「子供達の一人」のような漠然としたものとしてか、
あるいは七伏が「その人の知っている誰かのふり」をして現れたときだけ。
姿は峻と似ているが、瞳の大きさ、フードのヒモの有無、服の模様(ライン)の有無、
前髪と後髪の長さ、アホ毛の長さなどがある。
作中では
8月6日に孝之助を選んだ際の肝試しイベントで、虎彦、孝之助、峻のうち
一人と同行でき、同行したキャラによって七伏の悪戯が変わる。
それと同様、8日の肝試しの検証会のイベントも変化する。
虎彦と同行した場合、孝之助に姿を借りた七伏が音楽室で待ち伏せをし虎彦と主人公を脅かす。
検証会では肝試しの夜、孝之助(本人)が音楽室で待ち伏せなどしていないことが発覚し、
二人が本物の幽霊(七伏)にあったことで場の空気が凍る。
孝之助と同行した場合、一通り校舎内を巡回した後玄関で待っていると
虎彦・峻が「(お化けが)出たー!」と悲鳴をあげ戻ってくる。
しかし目の前に現れたのは小学生時代の恩師の銅牡丹であり、夜中に学校を徘徊した4人に拳骨を落とす。
目の前に現れた際、孝之助が写真を取るが8日の検証会で写っているはずの銅牡丹が写っておらず、4人がパニックになる。
峻と同行した場合、前の2人と違いお化けイベントは起きない。
しかし、8日のイベントで会話の中に七伏が混じり4人と自然に会話する。
いきなりの登場と、4人が七伏と自然に会話することにより、
孝之助ルートを未攻略のプレイヤーは「誰?」状態となる。
このイベントでCGの一枚である、虎彦にしがみ付く七伏の写真が出てくる。
主人公が七伏の存在に違和感を覚え、七伏は主人公に自分の正体を教えた後「また誰かに姿を化けて現れる」と言い4人の前から(一時的に)消える。
消える際、写真の中に写った自分を消す。
消えた後は4人とも七伏の存在を忘れ、何事も無かったかのようにその日のイベントは終了する。
孝之助ルートでは…
弟の幸春に姿を変え主人公に孝之助に会うようアドバイスをしたり、
最終日の31日には遅刻した孝之助の代わりに主人公の家に向かいに行くなど重要な役目を果たす。
また、クリア後に小学生の頃の幸之助が七伏に七不思議の秘密を取材するイベントCGを閲覧することができる。
8月4日に柔一を選んだ場合
8月4日に柔一を選んだ場合、主人公が夜川原にて柔一と遭遇するイベントがあるが、
この際ランダムで七伏が出現する。
確率は低くないため、ロード&リロードで簡単に出現する。