概要
一行の唯一の人間である人物で、悟空達のまとめ役の法師。
いつも冷静だが、妖怪を見ると気絶する癖(体質とも)がある。
しかし、自分目当てではない妖怪や自分に害のない妖怪は全く平気らしい(悟空達を見ても平気なのはそのため)。
西遊記ヒーロー Go空伝!
唐の領主に天竺にある経典を取ってくるように頼まれ、お供に悟空と悟浄、八戒を同行させた(本人曰く「(悟浄と八戒は領主に)押し付けられた」)。
初期では悟空たちが仲間割れをしたり勝手な行動をとった際は毅然とした態度で諌めるなど僧としての立ち振る舞いを見せていたが、最近は舌打ちしたり逆切れしたり、時としては怒鳴り散らすなど、短気かつ乱暴な性格になってきており、ボケることが多くなってきた。
勘違いで悟空を攻撃したりと盲目的なところもある。
また、悟空と悟浄が喧嘩しているときは、止めずにどちらが死ぬか放って置くという、僧としての役目を忘れているような部分が見える。
ゴゴゴ西遊記 新悟空伝
帽子に角が付いた。気絶癖は健在。
悟空に対するお仕置きは、金箍児による締め付けの他、帽子の角による「ドリルアタック」や鉄拳制裁の「高僧ナックル」、「背骨クラッシュ」、「宙返膝蹴<ムーンサルトニースタンプ>」など暴力的制裁が多くなった。
後述のベイゴマ、ヨーヨーといったパクリネタを流出させた悟空達を制裁した際には、イナズマイレブンみたいな技を出した(悟空曰く「パクリをパクリで怒られた…。」)。
ダジャレにハマっていた事もあり、低レベルなダジャレも受ける上に自分のダジャレにも受ける。
強運の持ち主でもあり、死なない自信があるらしい。祭り好き。
敵を疑うことを知らず、敵と味方の見分けをつけることができない。
罠にまんまと引っ掛かる、胡散臭そうな天竺への近道が書かれた看板を怪しまずに進むなどのシーンも見え、高僧にしてはやや未熟なところがある。
お供の妖怪からは男だと思われているが、回想で女だったことが明かされている。
元々の名前はコウリュウで双子の兄(本当の三蔵法師)がいたが、コウリュウが森で妖怪に襲われた際に兄が身代りとなって犠牲になり、コウリュウが三蔵の後を継いで自ら「三蔵法師」となった。