キャラ設定
三蔵一行の中でも、常に良識でクールな性格の持ち主。イメージカラーは緑で、カードゲーム版では、青を強調とした衣装を着ている。
インテリ系で、元ネタである香取西遊記(ウッチャン沙悟浄)同様初期は釵が武器だったが、ゴゴゴになってからは一般的な沙悟浄のイメージ通り月牙(さすまた)を使用。
旅の道中で、度々孫悟空からチョッカイを出されたり(決まって後から三蔵法師が悟空に制裁を加えるのが定番)等、何かと苦労が絶えないが、三蔵法師を守るという気持ちは人一倍強い。
概要
「河童は妖怪ではないのか」という読者からの質問に対し、作者は「あの世界での河童は皆さんのイメージする通りの外見であり、悟浄(及び悟空とか八戒)みたいに人間の姿をしてないから」と応えている。
基本的にクールだが、自信がないといいながらもノリノリでボケに回ることもある。
体術に長けており、妖怪との戦闘では殴る蹴るといった肉弾戦を行っている。三馬鹿の中で一番の美形(公式設定)。
悟空に目の敵にされており、彼とは日常的に喧嘩をするほど仲が悪く、その喧嘩でボロ負けすることもしばしばだが、その後に悟空に仕返しするのはお約束。
特にゴゴゴ以降は悟空にやられたり、妖怪にひどい目に合わされることが多くなり、八戒以上のやられ役となりつつある。
どちらかと言うと常識人で、よく書物を読んでいる。
また、その本にGo空伝関連の宣伝が書いてあったりする。
髪型は連載初期はおかっぱだったが、2007年5月号からさらさらヘアーに変わった。
サラサラヘアーに変わった理由として作者曰く「間違って描いたら、描きやすかったので…」
西遊記ヒーロー Go空伝!
結婚詐欺をした罰として旅に同行した。
なぜ結婚詐欺をしたのかは不明。
また、八戒に50円まけて肉まんを売ってくれた肉まん屋に感涙したり、敵妖怪の熱心に同情したりと感動するポイントがズレている節がある。
カッパの妖怪なだけあって泳ぎが得意だが、激流は泳げない。
持っている釵は愛着があるが、使用回数はかなり少ない。
ゴゴゴ西遊記 新悟空伝
どことなく堺西遊記(岸部沙悟浄)を彷彿とさせる緑を強調した服装となった。
4頭身の他キャラに比べ一人だけ頭身がやたら高く小顔。
相変わらず悟空に酷い目に合わされたり、喧嘩したりするところは変わっていない。
武器は釵から月牙に変わったが、前作と同様体術を使うことの方が多い。
悪事を働いていた過去を持ち、三蔵の弟子になった理由は、悪事を働いた自分を戒める為。
また、河童に退化したこともあり、興奮時に顔の部分が退化してしまうという後遺症にもなってしまった。
劇中での活躍、並びに災難(一部)
- 毎回のように悟空の人間ミサイルや盾に使われる。
- 雪だるま妖怪との戦いで氷漬けにされ、八戒共々悟空に殴られバラバラにされた挙句、適当に組み合わされる。
- オニギリ妖怪の話では、オニギリにされてしまう。引っ張れば元に戻る為、悟空と八戒が引っ張って元に戻そうとするが、気絶から立ち直った三蔵法師の勘違いで真っ二つにされてしまった。
- リアル編では、悟空の魔力でリアル…を、通り越して本物の河童になってしまった。
- 蛙妖怪の話では、「お師匠さんを守れなかった時は、切腹します!」と叫び、直後に蛙妖怪に飲み込まれる。その後、蛙妖怪の亡骸と三蔵に化けた如意棒を使ったドッキリを悟空、三蔵、八戒が行う。そしてドッキリとは知らず、本当に切腹してしまった。四人「ええ〜っ!?」でも致命傷には至らず、その後も健康に暮らした。
- 大長編『絆深き破門』では、風邪を引いてしまい、ライアーから風邪薬と偽られ、毒薬を飲まされてしまった。しかし、後で悟空が本物の風邪薬を持ってきてくれたお陰で、無事に完治した。
等々。
最後は悟空達と共に、天竺で大暴れをしていたコンロン一味を撃退した。