声 - 小寺麻未(VOMIC版)
解説
漫画『保健室の死神』のキャラクター。
3月10日生まれ。年齢不詳。
小学生くらいの背丈の少女で、黒いゴシック調のドレスを着用し、ステッキを常に持ち歩いている。
主人公・派出須逸人が勤務する常伏中学校の校長。
逸人の罹人としての能力で学内に発生する病魔問題を解決するため、彼を養護教諭として雇ったのも彼女。
小柄な少女のような外見をしているが、逸人が常伏中の生徒だった頃から外見は変わっていない。ちなみに当時は、養護教諭を務めていた。
校長として生徒の前に出たことはなく、全校集会などでの挨拶も、ブランデーを入れたグラスを持った男性(顔は影になって見えない)の映像で済ませている。本人曰く、その方が生徒が退屈しないから、とのこと。
人形のような可愛らしい外見とは裏腹に、傍若無人な性格で、逸人を便利に扱っている。
自堕落な人間が嫌いで、例え病魔の罠にかかった人間でも「自業自得」と切り捨てる。
一方で、逸人や明日葉郁たち生徒のことはちゃんと大事に思っており、危機に陥った彼らが助かったとわかったときは安どの涙を流すとともに、彼らをそんな状況に追い込んでしまった自分のふがいなさを悔やんでいた。
逸人のような特殊能力や、伊賦夜経一のような戦闘力、武器は有しておらず、病魔と直接戦うことはできない。
一方で、中学校の校長という範疇を超えたコネクションを有しており、病魔の発生情報や、その戦いの後始末などは、彼女が一手に引き受けている。
猫と話すことができ、それもまた彼女の情報源の一つである。
趣味はウィッグ集めで、彼女の髪型や長さがコロコロ変わるのはそのせい。
愛読書は週刊少年ジャンプ。
余談
名前の由来は、姓は三途の川、名は見かけによらず高齢であるらしいことから、長命を連想させる「千歳」(千年、または長い年数を意味する)と思われる。