タイトルが似ている作品
手塚治虫の「ふしぎな少年」を求めている方はこちら
名探偵コナンの「不思議な少年」を求めている方はこちら
TVアニメ829話である。
名探偵コナンタグを参照のこと。
この記事では山下和美著の漫画について解説する。
概要
永遠の生を持つ少年は、時を超え、場所を超え、あらゆるところに現れる。人間を愛しているわけでもなければ憎んでいるわけでもない。ただ飽くことなく、人間を見つめ続けて、何度も問いかける。「人間とは何か」と。
各話について
話 | タイトル | 収録巻 |
1話 | 「万作と猶次郎」 | 1巻 |
---|---|---|
2話 | 「エミリーとシャーロット」 | 1巻 |
3話 | 「狐目の寅吉」 | 1巻 |
4話 | 「鉄雄」 | 2巻 |
5話 | 「ソクラテス」 | 2巻 |
6話 | 「タマラとドミトリ」 | 2巻 |
7話 | 「レスリー・ヘイワードと山田正雄」 | 2巻 |
8話 | 「末次家の三人」 | 3巻 |
9話 | 「リチャード・ウィルソン卿とグラハム・ベッカー」 | 3巻 |
10話 | 「二人のレディ・エッシャー」 | 3巻 |
11話 | 「由利香」 | 4巻 |
12話 | 「水晶玉の猿」 | 4巻 |
13話 | 「ベラとカリバリ」 | 4巻 |
14話 | 「フランツ・カウフマン博士」 | 5巻 |
15話 | 「昭とたけしとヨシ坊と」 | 5巻 |
16話 | 「40歳のOL村山香」 | 5巻 |
17話 | 「ルキ・イスカリオテ」 | 5巻 |
18話 | 「夫・恭平、妻・瑠璃子」 | 5巻 |
19話 | 「NX-521236号」 | 6巻 |
20話 | 「良ちゃん」 | 6巻 |
21話 | 「THE MAN」 | 6巻 |
22話 | 「ムメキクと周平」 | 6巻 |
23話 | 「ホロ・ファコスネナムン・トラルファマドーラ婦人」 | 7巻 |
24話 | 「ジェシィ・アダムズ」 | 7巻 |
25話 | 「会社員I」 | 7巻 |
26話 | 「ペーター・ユルゲン」 | 7巻 |
27話 | 「ロベルト」 | 7巻 |
28話 | 「ヨコハマ・リリィ」 | 7巻 |
29話 | 「聖フランツⅠ」 | 8巻 |
30話 | 「聖フランツⅡ」 | 8巻 |
31話 | 「聖フランツⅢ」 | 8巻 |
32話 | 「聖フランツⅣ」 | 8巻 |
33話 | 「マリー・ロンドン」 | 8巻 |
34話 | 「芳江と聖子」 | 9巻 |
35話 | 「トム・ベイツ」 | 9巻 |
36話 | 「波多野 圭」 | 9巻 |
37話 | 「ONKO TEXAS」 | 9巻 |
特徴
各話ごとにメインとなる登場人物はまちまちであり、彼らと“少年”の出会いや別れ、そして彼等の目を通して“人間とは何か”を語っている。
ゆえに、定まった「主人公」となるべき存在はいない。
強いて言うなら上イラスト左側の少年だろう。だが彼は読者から見ても何を考えているか分からないため、主人公と言う見方はされないことが多い。
“少年”について
・金髪碧眼の美少年。
・時を越え、場所を越え、あらゆるところに現れる。
・何度も転生し、その記憶を保持している。
・人間を愛しているわけでもなければ憎んでいるわけでもない。
・ただ飽くことなく、人間を見つめ続けて、何度も問いかける。「人間とは何か」と。
・作中で唯一、すべての話を通して登場している。
彼についてもこのくらいしか情報がない。
作中でも謎多き少年として描かれている。