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中國畫

ちょんぐおほあ

「國畫/国画Guo hua」とも。中華圏において自らの文化の伝統的絵画を示す語。日本における「日本画」のようなもの。
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概要編集

広義には中国で描かれた絵画であり、狭義では伝統技法に則って描いた作品である。「日本画」と同じく言葉が示すところが広く、明確な指標はないが、壁画、刺繍、彫刻、磁器に描いたものなどに水彩油彩を加えた物であるとされている。描く対象物は山水、花鳥、人物、走獸(動物)などであり、中国独自の意匠・故事などがふんだんに取り入れられる。技法の上では、顔料を塗り重ねて精緻を極めた「工筆画」と、描く人間の「意」を表現する「写意画」に分けられる。工筆画は着色の程度によって「工筆重彩」と「工筆淡彩」に分けられ、着色しないものを「白描」、輪郭線を用いないものを「没骨」という。写意画はデフォルメの程度により、「大写意」と「小写意」に区別される。文人画も写意画の一種である。「徐悲鴻」「齊白石」「笵曾」などの画家はいずれも世界的に知られている。

「中国画」という概念の提起は、西洋画の流入に対して区別するために生まれたもので、それまでは「丹青」あるいは「水墨」と呼ばれていた。

改革開放後の中国では伝統絵画の復活と当代絵画の流入により新しい形の芸術が花開いた。

国画と呼ばれる工筆画、写意画はもとより抽象画や油絵、デジタルアートの類はアジアの芸術をリードしている。得意な方面に特化した画家が多いのも中国の特徴である。


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