「俺の魂に刻まれた真名はー竜翔院凍牙」
「人は俺を“漆黒の閃光”と呼ぶー」
CV:株元英彰
プロフィール
性別 | 男性 |
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所属 | 皆神高校1年A組 吹奏楽部&ヒーロー部 図書委員 |
誕生日 | 11月11日 |
趣味 | 自分を主役にしたファンタジー漫画の創作、哲学、ピアノ |
得意科目 | 全部(学年1位)好きなのは倫理、ドイツ語 |
苦手なもの | 運動(カナヅチ) |
座右の銘 | コギト・エルゴ・スム |
イメージカラー | ブラック |
人物像
中村和博というのはこの世界線で生きる為に便宜上与えられた俗称。
彼の魂に刻まれし真名は竜翔院凍牙。
天使と悪魔の禁断のまぐわいのもとで誕生したハーフであり、孤高の黒騎士。
見えないはずのものが見えてしまう為、神経を摩耗しないよう保護フィルターとして眼鏡をかけている。
かつて暗黒神ギルディバランを右腕に封印し、世界を救った代償として、魂ごと忌むべき呪いと潤沢たる闇の力を手にした。
暗黒神ギルディバランを完全に消滅させる為、暗黒神ギルディバランによる破壊と殺戮の衝動を抑えながら、転生を繰り返している。
真の人物像
聖瑞姫「痛い…痛すぎるよ…」
…というわけで上記の人物設定は全て彼の妄想である。
そう、彼の正体は皆神高校に通うただの高校生。
未だに卒業できていない厨二病なのだ。
上記のように前世の設定を練りに練ったり(それが書かれたノートを作成している)、突然右腕を押さえて呻き出したりと、厨二病の巣窟であるヒーロー部でもぶっちぎりの痛さを誇る。
しかし、意外な事に、学年首席の成績を収めており頭脳明晰である。
他にもピアノが弾けたり、絵が上手かったり…と多才。
その反面、運動神経は皆無であり、走りは極端に遅く泳げない。
本人も運動する羽目になると拒否反応を示している。
「心が凍りついている」という設定を貫く為、普段は寡黙かつ冷静沈着に振舞っているが、本質は感情豊かでピュア、天然で情熱的。
ヒーロー部に所属しているだけあって、正義感も持ち合わせている。
深く接すれば良い人だとわかるのだが、普段の言動から周りからは避けられており、野田に会うまでは友達が一人もいなかった(アニメDVD1巻特典小説によると、少なくとも10歳の頃には既に患っている為、恐らくその時からいない)。
本人はその事をあまり気にしていない。
口調はかなり特徴的で、難解な喋り方をする。その為、初対面の人は何を言っているのかちんぷんかんぷんという事が多い。
また、人の名前をフルネームで呼ぶ。
好物は甘いもの。甘いものを貰うと、あからさまに機嫌が良くなる。
「ファウスト」という青いインコ(設定では不死鳥)を飼っている。かなり溺愛しているが、あまり懐かれていない。
彼が考案した必殺技「エターナルフォースブリザード」は、その言葉を覚えたファウストを通じて野田達に伝わり、作品内において重要な役割を果たす事になる。
容姿
演劇部部長から「ヒーロー部にはタイプが違うイケメンが揃っている」と言われているように、彼もまた美形である。
聖瑞姫からは、「綺麗な顔」「中性的な顔立ち」と表されている。
その美貌と細身な体型が相まって、アニメ9話で女装した際には、周りが思わず「美しい…」と感嘆の声を漏らすほど似合っていた。
舞台に登壇した際も、「…ヤバい、惚れた…」と観客の男子生徒に呟かれていた(ちなみに原作の小説ではこの台詞は、「…ヤバい、惚れそう…」だった。この男子生徒の行く末やいかに)。
その為か、原作小説でその後ヒーロー部の誰かが女装する必要が出た場合、彼がその役目を担っている。
髪色・瞳色は黒髪赤眼。ただし、髪色は若干青がかっており、厳密に黒とは言い難い。
服装は黒い学ランに黒縁眼鏡…と制服でも奇をてらっているヒーロー部の中でも一見普通(もっと言えば地味)だが、頑なに制服を脱ごうとしなかったり、白い手袋をつけていたり、右腕に包帯を巻いていたりと痛々しさを隠しきれていない。
本人によると、普段の私服は母親に任せているらしいが、彼自身が選ぶとTHE・厨二な全身コテコテなコーディネートになる。