CV:豊崎愛生
概要
本作の主人公。
親族全員との死別により天涯孤独になってしまい、偶然住み込みの求人募集をしていた風新新聞専売所で働く事になった中学生(4巻まで中1、以降は中2)。髪型はおかっぱ頭。
貧乏性だが他人に甘える事をよしとしない。小心者でオドオドしているが、家族を失った逆境に負けない芯の強さも持ち合わせる。早逝した両親の代わりに祖母に育てられたので思考がちょっと昭和。
料理が得意なので専売所のまかないを担当する。配達もするが、自転車に乗れないので歩いて配達する。
小柄(身長146cm)かつ幼児体型で一見すると中学生に見えない。勉強も運動も超苦手で通知表の評価は1と2で埋まっているアホの子。社会の汚れた部分を全く知らないので騙されやすく、人を疑うことが出来ない。常識力にも欠ける(但しもっとひどい人がいるので意外にお馬鹿扱いされることは少なかったりする)。
そのためか事実上専売所の他のメンバーのおもちゃになっていて、特にロリコン変態淑女・はるかからは溺愛されている(後にはるかに対してはにこやかに罵倒する別人格「黒かな」が発現するようになった)。クラスメイト(兼保護者)の直と文からも専らイジられる対象。しかし世間知らずのお嬢様(?)・久地院美華は逆に思うがまま手玉に取ることができる。
アニメ版では直・文とともに料理部に所属。
代理をドン引きさせるほど営業スマイルがひどい。また、しゃっくりの音が人としてありえない(最初は普通だが、悪化すると「ぎるるる」「グヘヘヘ」などといった怪音に変わる)。
専売所で働き始めてから絵日記をつけ続けているが、絵はかなり下手。
学校に行くときは黒ニーソを着用しているが、これは学校指定らしく他の女子生徒もみんな履いている。