概要
1998年12月13日生まれ。山梨県笛吹市出身。兄は乙黒圭祐。
小学生から東京GOLDKIDレスリングクラブに所属し、全国少年少女レスリング大会に3度優勝、地方大会でも優勝し実績を積む。
帝京高校時代はインターハイで3階級制覇(50kg級、55kg級、60kg級)を達成すると、全国高校選抜大会でも2連覇を果たした。2年の時には世界カデット選手権54kg級で優勝した[1]。3年の時にはジュニアオリンピックジュニアの部で優勝した。
2017年に山梨学院大学へ進学した。2年の時には全日本選抜選手権65kg級で優勝すると、その後のプレーオフを制して、70kg級の兄とともに世界選手権代表に選ばれた。
2021年3月に山梨学院大学を卒業し、兄と同じ自衛隊体育学校所属の自衛官となった。
2021年東京オリンピック男子フリースタイル65kg級において金メダルを獲得した。
東京オリンピック以来の実戦復帰となった2022年12月の全日本選手権では優勝した。2023年6月の全日本選抜選手権では準決勝で右足甲を負傷しながらも優勝した。