山梨学院
やまなしがくいん
1946年に山梨実践女子高等学院(2年後に山梨高等学院と改称)として開校。その後1950年に幼稚園、1951年に法人化により山梨高等学院を改組した短期大学、1956年に高等学校、1961年に大学、1996年に中学校(中高一貫校)と開校し、唯一なかった小学校も2004年に開校したことで全世代の教育施設を有している。
1980年代まで大学はFランもFラン、高校も県内では「県立高校に落ちた頭の悪い人が行くところ」と揶揄されるなどイメージは最悪に近いものがあったが、1987年に大学が箱根駅伝に出場すると2年後にはケニアからの留学生(ジョセフ・オツオリ)を起用し、さらにその3年後には箱根駅伝で優勝するという快挙を成し遂げ、一躍山梨で一番有名な大学となった。
2000年代になると箱根駅伝の成績が低迷するようになると今度は高校側のスポーツに力を入れるようになり、2010年にサッカー部が全国高等学校サッカー選手権大会初制覇。高校野球は甲子園で勝てない時期が続いたが、2023年に選抜高校野球大会で優勝を遂げている。どちらも山梨県勢初優勝で、甲斐市にある日本航空高校と並び山梨を代表するスポーツ強豪校となっている。なお、2016年3月まで「山梨学院大学附属中学・高等学校(通称:山梨学院大附)」であったが、同年4月からは「山梨学院中学・高等学校(通称:山梨学院)」となっている。
学校のカラーはプルシアンブルーで、駅伝やサッカーのユニフォームにも採用されていた(野球部は黒に赤線のユニフォーム)であったが、2021年に学校法人山梨学院からC2C Global Education Japanに突如変更されると、一貫してスカイブルーとなった。なお、某アニメ会社とは一切関係ない。
記事名があり、かつ著名な実績のある人物を記述する。
大学
- 乙黒拓斗:男子レスリング(フリースタイル65kg級)2020年東京オリンピック金メダル
- 浜田尚里:女子柔道(78kg級)2020年東京オリンピック金メダル
- 高橋しん:漫画家。1987年箱根駅伝第10区走者。
高校
- 松本哲也:元読売ジャイアンツ選手。2009年新人王。
- 明石健志:元福岡ソフトバンクホークス選手。
- 辻村深月:小説家。第147回直木賞。