概要
学校法人金城学院が運営する、愛知県名古屋市にあるキリスト教系の私立女子校。
1889年にアメリカの長老教会系宣教師によって設立された「私立金城女学校」が前身。
幼稚園・中学校・高等学校・大学の4つの学校から成る。
中京地区ではお嬢様学校として知られており、椙山女学園、愛知淑徳と共に「SSK」と並び称されているが、どの段階で入学したかによって格付けが変わる。
中学校以前からの在籍者は「純金」、高等学校(現在では一般募集は内部のみ)から入学した人は「18金」、大学だけ金城の場合は「金メッキ」と、学校名の「金」城にひっかけて、黄金の純度になぞらえた呼び方をされていた。なお、現在は後述の通り、高校からの一般募集はしていないため、この呼び方も廃れつつある。
金城学院中学校・高等学校
1948年の学制改革に伴い、金城学院中学校を開校。
1949年、金城学院高等学校を設置。
2003年には、高校からの一般募集を停止し、一般での内部進学が100%を占める完全中高一貫となった。
系列校である金城学院大学に半数近くが内部進学する。
制服は襟のラインが1本の黒紺セーラー服。夏服は身頃が白のデザイン。
校則は厳しく、携帯電話について、所定の書類を提出し、校内外問わず緊急時以外の使用をしないと宣言しなくてはならない事に加え、腕時計の持ち込みも種類が制限される事に注意して頂きたい。
出身有名人
金城学院大学
1927年専門学校令により設立された金城女子専門学校が前身。
学制改革により新制大学に昇格し、金城学院大学が開学した。
卒業生に前述の須田亜香里・柴田阿弥の他、短期大学部(現在は廃止)卒の木下あゆ美等がいる。