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「ウメってやっぱり、天才美少女だと思いませぇん?」


プロフィール

年齢16歳
誕生日8月30日
星座おとめ座
血液型B型
身長体重156cm/43kg
スリーサイズB88/W57/H80
ニックネームウメ
特技ギターボーカル
好きな物コスメグッズ集め
所属亜麻百合高等学校軽音部
CV山下まみ

勝気、わがまま、なのにブリッ子という自分のキャラを突き進む「4U」のギター&ボーカル担当の女の子。

家はお金持ちのお嬢様という「設定」という自分設定を持っているが、実際は貧乏という噂がある。なにやらセブンスシスターズ七咲ニコルのことを嫌悪しているようだが……。


EPISODE.4Uにて

※以下、EPISODE.4Uや、その後のストーリーに関わる、重大なネタバレを含みます。




過去


支配人やコニーと初めて顔を合わせた時から、アイドルを敵視している様子が窺えたが、実は2年前まではセブンスシスターズのファンの一人だった。


中学生時代の彼女は、クラスに友達がいないどころか、同級生に名前すら覚えられておらず地味子と呼ばれるような女の子だった。ある日の放課後、その日も誰とも話すことができず、一人教室でふさぎ込んでいた彼女に話しかけたのが、幼馴染だが今まで会話のなかった鰐淵エモコである。毒舌ではあるが、少なくとも自分の話に耳を傾けてくれ、「他の代わり映えのしないクラスメイトよりはマシ」と言ってくれたエモコに対し、ウメは少なからず親しみを感じ、それから二人は放課後の教室で夕陽を眺めるようになった。


ある日、街中で楽器屋に向かう途中のエモコと出会ったウメは、彼女がベースを演奏出来ることを知った。エモコに夢中になれるものは無いのかと尋ねられたウメだったが、そのようなものは何も無いのだった。


その後、一緒に行った楽器屋で、セブンスシスターズのPVを見たウメは、衝撃を受けた。

1時間以上セブンスシスターズに目が釘付けになっているウメを見かねて、近所の店でふたり分のクレープを買ってきたエモコはウメにも夢中になれるものができたことを察し、毒舌紛れではあったが祝福した。そして、別れ際にエモコに初めて、名前を呼んでもらったウメは、嬉しさでいっぱいだった。


セブンスシスターズ全盛期の頃、セブンスの話をする様になったウメは、クラスメイトたちとも少しずつ話ができるようになり、以前とは別人のように明るくなった。それでも、1番の友達はエモコだと思っていたようで、相変わらずエモコが楽器屋に行くのにウメもついて行くことがあった。


エモコは、ウメの声は「悪くない」と評価しており、音楽をやらないのかと遠回しに誘っているのだが、ウメ自身は自分には無理だと笑いながら断っており、エモコもそれから誘うことはなかったようだ。


やがて、セブンスシスターズが解散し、アイドル文化が消え去ると、誰もセブンスやアイドルの話はしなくなってしまった。かつての地味子に逆戻りしてしまったウメは、また放課後の教室で一人泥沼にはまってしまっていた。セブンスシスターズのおかげで手に入れた友達も、元気も全てはセブンスシスターズの解散と共に消え去った幻だったのだ。


失意のウメに、エモコが話しかけると、ウメはアイドルに対して、そして七咲ニコルに対しての感情を爆発させた。そして、ウメは決意を語った。本物の音楽であるロックで、アイドルを自分の中からも外からも消し去ってやると言うことを。そのために、エモコには自分と一緒に音楽をやってほしいということを。


エモコは、それがウメの望みであるならば付き合うと、答えたのだった。


なお、佐伯ヒナと出会った経緯は、描かれておらず、ウメ自身は、アイドルを憎む理由をヒナには話していないが、ヒナはエモコから全てを聞かされていたことが後に判明する。


アイドルへの復讐と結末

アイドルを憎み続けるウメは、ナナスタのアイドルたちを倒すために勝負を挑み続けたが連戦連敗であった。そして、自分たちのホームグラウンドである7thコーストにおいて、自分たちのファンを前にした最終決戦でも、777☆シスターズのパフォーマンスは、4Uに負けない歓声を浴びた。


自分が本物の音楽と信じ続けてきたロックが、「偽物」であるアイドルと同列に扱われたことに、憤りを感じたウメは、完全に自暴自棄になってしまい、ついには客に対して当たり散らす始末であった。やがて、彼女は再びひとりぼっちになってしまったと嘆き、いつしか彼女の瞳からは輝きが失われていた。


しかしウメは、ハルシンジュを初めとした777☆シスターズのメンバーそして、エモコとヒナの訴えを聞くうちに、自分が本当にやりたかったことに気が付いた。


それは、仲間たち、エモコとヒナと共に音楽を続けることだった。

今までは、アイドルに対して復讐心を燃やし続けながらロックを続けてきたが、それでも仲間たちと共に続けてきたバンド活動は、ウメにとって楽しい時間であり、決して幻などではないかけがえのないものだったのだ。


この事件の後、ウメは決してアイドルや七咲ニコルを再び好きになったわけではない。しかし、これからは復讐のためのバンド活動ではなく、自分たち3人と、4人目のメンバーであるファンのために音楽を続けることを決意し、再び4Uの活動を始めたのだった。


Hello my friend

時系列的に、上記のエピソードの直後にあたるのが、「EVENT.007 Hello my friend」である。これは、4Uの再結成記念にリリースされた同名の楽曲のPV撮影と、その後日談を描いたエピソードである。その名の通り、再度結束を強めた4Uの友情を描いたものであり、是非、上記エピソードに続けて、見ていただきたい。



その後

ドラマCDにおいては、同じくライバルユニットであるKARAKURIとの絡みも多い。ウメは当初はカリスマ歌手である二人を前に緊張気味で、借りてきた猫のような態度で接していたが、次第にいつもの態度で接するようになる。


EVENT.020において4Uのメンバーと共に再登場する。この頃から、シェークスピアを人名ではなく劇の名前だと思っていたりと、若干一般常識に欠けることが判明する。ただし、このエピソードは完全に彼女たちの学園祭の話であり、ナナスタシスターズや、支配人、コニーは登場しない。


ナナスタメンバーと再び絡むのは、2nd LIVE直前に公開されたEVENT.029と後日談のEVENT.031である。

(ちなみに、1st LIVEは中の人が都合により参加できなかったが、劇中では前日に熱を出して病欠したということになっている。)


LIVE前にナナスタへ乱入宣言&宣戦布告するためにやってくる(本人曰く、たまたま通りかかっただけだが)。しかし、以前に比べるといくらか友好的になり、ナナスタはライバルとして共に高め合う仲だと考えている(本人曰く、4Uの方が圧倒的に実力が上なので本当はライバル関係ではないらしいが)。


一方ハルは、騒動が解決して以来、4Uはライバルでもあり友人でもあると考えているため、緊迫したライバルムードを演出したいウメとしては調子が狂うらしい。また、シンジュとヒナがメールアドレスを交換していることを知り、ハルにアドレス交換を依頼されるが、恥ずかしさからかその場では断る。


2nd LIVE終了後にナナスタで行われた打ち上げにも、KARAKURIらと共に参加する。

その打ち上げの最後で、ハルに口ごもりながら話しかけると、ハルはLIVE前には実現しなかったメールアドレスの交換を再び申し出て、ウメは今までに見せたことの無い笑顔で受け入れた。


以後、ウメがハルとメールをする描写が、何度か描かれることになり、ウメも相変わらず素直ではないが、初めてバンド仲間以外の友人関係を手に入れることが出来たと言ってよいだろう。


なお、ウメはハルのことを、春日部と呼んでいる。


アイドルを憎むあまり全てを見失っていた自分を救い出してくれたバンド仲間やナナスタとの経験、そしてハルとの間に築きあげた信頼関係は、後にKARAKURIを巡って起こる事件において、物語に大きく影響してくる。



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九条ウメ九条ウメ その2


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Tokyo7thシスターズ 4U

鰐淵エモコ 佐伯ヒナ

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