概要
乱場月歩とは、レッドアイ小説に登場するキャラクターである。
日本とイギリスのハーフで、時々英語を話す描写が見られる。
レッドアイ小説やスピンオフ作品レイワプロジェクトに登場するキャラクター。
その色気から、エロ生命体と呼ばれ親しまれている。
作中ではイギリス人らしい面も見せるが、日本育ちであることから日本らしさが強い。
キャラクターのモデルとなった本人は、紅茶を1日8杯ほど飲んでいるらしい。
プロフィール
出演作品 | レッドアイ小説 |
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性別 | メス |
誕生日 | 3月11日 |
出身地 | イギリス |
身長 | 164㎝ |
体重 | 48㎏ |
特技 | 特にない |
好きなもの | 紅茶 |
嫌いなもの | 金 |
人物
大人しく内向的な性格だがおちょこちょいな一面も持ち合わせており、事あるごとに色っぽい雰囲気を醸し出すようなようなキャラクターである。
意外とドジで頼りないが、一生懸命努力する姿にファンの間でも安定した人気がある。
新聞部元メンツからも定評のある、愛されキャラである。
視力があまり良くないため、時々メガネ姿が見られる。またインドアなため、意外と流行に疎い。
経歴
母親に能勢鹿乃、父親に乱場博之を持つ、イギリス人と日本人のハーフである。
彼女は日本で産まれてすぐ両親から手放され、コインロッカーの中に捨てられていた。
だがオムツに名前が書かれており、ミルクも備えられていたことから、なにかやむを得ない事情があったのだろうとリスナーの間で憶測が飛び交っている。
乱場博之に関しては育て親である父親の実の弟であることが分かっており、偶然ながら同じ苗字になった。
乱場月歩は東京生まれイギリス育ちで、6歳以降は日本栃木県育ちになっている。
コインロッカーで保護され施設で育つも「きっと皆理由があったんだよ」というなど、賢さが垣間見られる場面が作中にいくつか存在する。
彼女はその後一度引き取られ、数年経って施設の保護から抜け出した。
イギリスへ旅立ち新しい家族3人と暮らしていたが、母親から精神的虐待を受けた。
その後教育機関に抜け出したことを知られると、イギリスの施設で過ごすこととなった。
6歳になる頃には最後の育て親である家族と出会い、イギリスに1年滞在しそのまま転勤にて日本へやってきた。
本人の記憶には日本からイギリスへ行った記憶は全くなく、初めての飛行機にとても楽しい気分だったようだ。
それから7歳までは幸せな生活を送っていたが、父親の会社が倒産して母親はリストラに遭った。多額の借金を負って追い掛け回される日々を歩んでいた彼女は、「趣味は夜逃げ」だと心から言っていたようだ。
その後近所に住む佐々木夏鈴と親しくなった。
飛行機や入学の違い、1年の補正の為月歩は夏鈴より2歳年上だが、同じ学年であった。また、その頃はまだ日本語が不自由だった。
9歳になった頃借金絡みで母親が連れていかれそうになり、月歩は追おうとして振り払われ頭を強打し病院に運ばれた。
病院に運ばれたのは現場を見ていた夏鈴が警察に通報したため。
夏鈴も家で虐待を受けていたため、このとき二人は施設に送られることとなった。
半年ほど施設にいた後、施設と支援関係にあった古崎白露が二人を引き取ることとなった。
その後は月歩自身も幸せに生活していたが、とある理由で古崎白露は母親の権限を奪われることになった。
その頃月歩は12歳で、長い間古崎深雪、古崎若葉、古崎勇たちと共に生活しており、古崎夏恵とも知り合いとなったため交友が深い。
月歩は古崎白露の従妹とその祖母が住む家に引き取られたが、夏鈴はかわいがられているのに対し彼女は白人差別を受けた。
掃除や洗濯洗い物をさせられ、掃除しているところに液体をこぼすなどの奴隷的扱いを受けた。
何かあれば踏みつけたりなどの行動に見かねた夏鈴は様々な施設に相談するも取り合ってもらえず、警察にも相手にされなかったことから、屋主である父親の貯金箱から金をくすみ月歩との家出を実行した。
家出を実行したのは深雪と勇と白露が他界していたこと、若葉が祖母の家に住んでおり頼り口を失くしたことも原因である。
家出を実行して3か月後に東京へたどり着き、その後二人で東京都内を歩き回っていた。
その後1か月すると、月歩は突然消息不明となり姿を消した。
その真相は2期8話「ハイドビハインド」にて磯野音凌の発言にて語られている。
無理やり国内から出され人身売買された後、酒と性と血なまぐさい世界で生きた彼女の過去はあまりにも悲惨である。
薬を利用し調教を行われた後遺症を残し、今でもフラッシュバックを起こすことが多くある。
また彼女は仕事柄から、部室のメンバーが血をこぼしても手際よく処理する。
ちなみに華麗な運動神経は全くなく、クソエイムとしても有名。
しかし彼女は丑と它の二つの干支を持ち合わせていることから、多才である。
「エイムとか僕は知らない ゼロ距離で弾が出るなら 十分だ僕の仕事は思い出せあの日を」
この「ハイドビハインド」の歌詞のままに彼女は至近距離攻撃を得意とするので、懐に入られた場合かなり危険である。
月歩は訳ありにて施設に買い物に来た、自身を購入した男性と結婚した。
彼女自身も結婚するも彼のことは好きだようだ。
英語も日本語もあまり出来ない乱場月歩に、日本語の資格を持つ夫はとても優しく接していた。だが子供が出来ると共にDVが始まり腹を殴る蹴るなどが繰り返され、月歩はそのまま身の危険を暗示し助けを求めた。しかし恐怖心から上手く助けを呼ぶことができなかった。
買われたというだけで施設との関係は切れず、夜は施設に戻り夫が払えなかった分の金を用意していた。
近所に住んでいたダリアとは深い仲であった。
最後の仕事のターゲットはダリアの夫で、月歩はそれを実行した。ダリアは月歩の事情を一切知らなかったが故、その恨みを買ってしまった。
その後月歩は妊娠を安定期を迎えるも夫のDVが激しくなり、逃げ出すように家を抜け出すと片言の英語と日本語を頼りに隣町まで逃げ出した。
そしてストレスからか、駅のトイレで早産した。
自身の両親と同じ道をたどるように、月歩は子供を洗いロッカーへとしまい込んだ。
金を置いてその場を逃げるように立ち去り、家に帰ると子供がいないことを理由に夫からの暴力はさらに酷くなり止まるところを知らなかった。
ついに月歩は自らの意思を決し、消息不明に行方不明となった。
その3年後、夏鈴と共にいるのが目撃されたのが日本だった。その空白について、本人が口を開くことはない。
また、現在ではダリアとも上手く和解している。
だが喧嘩する姿も見られ、喧嘩するほど仲がいいという言葉がまさに似合うような二人である。
そして彼女が決まって語るのは「銃で死ぬ覚悟が無いなら銃を握るなよ」という言葉である。
まるで彼女の壮絶な人生経験を語るようなその一言は、リスナーの間でもとても重く受け止められている。
今では明るく振る舞う彼女だが、その姿もリスナーから心配こそされるがとても愛されている存在である。
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