CV:寺島惇太
人物
未乃のクラスメイトの少年。
トゲトゲのヘアースタイルにギザ歯と、見た目は悪そうだがかなりの初心で、目上の人間にも礼儀正しく接するなど実際はかなりの好青年である。
未乃によれば「運動も出来るし頭も良い。サッカー部の期待のエース」と評されるなどなかなかに高いスペックを持つ。
町内対抗のスポーツ大会で若返った正蔵・イネ夫妻と知り合い、それから一週間後に祖父の兵助から斎藤家へのおつかいを頼まれた際に未乃が正蔵とイネの孫娘である事を知る。そこでの一件を機に斎藤家と交流を持つようになり(アニメ版ではその後祖父に「またおつかい頼んでよ」と言うなど張り切るシーンが追加)、未乃とはファミレスで共に勉強したり、文化祭では正蔵の後押しを受けて未乃をキャンプファイヤーのダンスに誘う事に成功したり、正蔵・イネ夫妻の新婚旅行へ付き添いで未乃と共に同行したりと急接近。順調に仲を深めておりフラグが立っている。正蔵から未乃の将来の相手に相応しいと気に入られている。
五十嵐家の蔵の片付けを正蔵と手伝った際には、将来はサッカー選手を目指して上京しようと考えている一方で、「じいちゃん達が積み上げて守ってきた物を引き継いで行くのも悪くない」「どんな仕事に付いたとしても将来の自分があるのは自分を育ててくれたこの土地あってこそ」「サッカーの夢を叶えたとしても挫折したとしてもいずれはじいちゃんの畑を復活させたい」と語るなど、孝行者な男の子である。
作品終盤では正蔵達からリンゴ畑の手入れと管理の仕方を教わる。
その後は無事に未乃と結ばれ夫婦になり、仲睦まじくりんご畑を受け継いだ様子。そして最終回ラストで50年後の年老いた姿が登場し、黄金のリンゴを未乃と共に発見する場面で物語は幕を閉じる。