概要
帯屋ミドリの漫画作品。くらげバンチで2021年4月から連載されている。
単行本既刊11巻。(2024年9月時点)
中学2年の転校生「柚木楓」と、彼女と家も学校の席も隣同士になった「相田航平」。
人見知りな上に何度も転校を繰り返している楓は、マンガやアニメで見る幼なじみに憧れていた。
「同じ学年で家も席も隣で、お互いの部屋に窓から出入りできる!これはもう幼なじみしかない!」という理屈で、2人の幼なじみ生活が始まるコメディ漫画。
作者いわく、新作で「幼馴染もの」をはじめることにはなったものの、自分には理想の幼馴染なんていなかったために逆に「幼馴染がいたらこんなことを一緒にしたかった」というスタンスとなったと述べている。(第1巻後書きより)
キャラクター
- 柚木楓(ゆずき かえで)
今作のヒロイン。
人見知りな上に何度も転校を繰り返しており、マンガやアニメで見る幼なじみにずっと憧れていた。
航平と一緒に「幼なじみっぽいこと」をいろいろと行うが、その知識はややズレたところがある。
小説を読むのが好き。
一人っ子。
- 相田航平(あいだ こうへい)
本作の主人公。至って平凡な中学2年生。
楓が思う「幼なじみらしい」行動にドキッとしてしまうこともある思春期男子。
- 夏目舞衣(なつめ まい)
楓の友人。
楓と航平が恋人同士だと思い込んでいる。
晴輝とは幼なじみで、なにかと衝突しがち。楓からは「熟年幼なじみ」として密かに研究対象にされている。
- 岩井智花(いわい ともか)
楓と舞衣の友人。
勉強が苦手で、すぐに放り出して遊ぼうとするやや子供っぽい女子。しかし、恋愛関係の勘が鋭かったり、周囲の操縦が上手かったりと意外と大人な部分もある。
- 大宮野々(おおみや のの)
楓と舞衣の友人。
勉強ができてちょっと大人っぽい。と言うか、大人っぽくありたいと思っている女子。
男子と話すのが恥ずかしいお年頃。
- 矢野晴輝(やの はるき)
航平の友人。幼なじみの舞衣をからかったり、友人とバカをしたりと、とても中学生らしい男子。
- 佐久間翔(さくま しょう)
航平の友人。文芸部所属。
落ち着いた性格だが、意外とコミュ力高め。
- 星崎優(ほしざき ゆう)
3年生。翔の幼なじみの女子。文芸部の部長を務める。
クールな雰囲気のわりに翔への好意はわかりやすいのだが、彼にはいまいち伝わっていない模様。
- 滝日和(たき ひより)
1年生。カッコいい系の女の子で、周囲の女子から人気がある。
「自分だって甘えたい」という気持ちになっていた時に楓と航平の関係を知り、「新たに幼なじみになれるのなら、姉妹にだってなっていいはず」と楓の妹になる。
- 相田帆波(あいだ ほなみ)
航平の姉。高校生で、弟たちが通う中学の卒業生。
航平と楓の仲をちょっかいをかけつつ見守っている。
外部リンク
関連タグ
ちがう宮原おまえじゃない!-原作者が同じ作品。互いの連載サイトで出張読み切りを掲載し合っている。