概要
今村菊乃は、「謙虚、堅実をモットーに生きております!」の登場人物。吉祥院麗華の側近中の側近。通称「雷神」。
瑞鸞に初等科から属する純血の内部生で、初等科からずっと鏑木雅哉のファン。
「君は僕のdolce」にも悪役令嬢・吉祥院麗華の取り巻きとして登場。
人物
初等科から常に麗華の傍に控え、親友・風見芹香と共に周囲に睨みを利かせ盾となり、時々ボロが出る麗華のフォローをしている。麗華の少し抜けているところは(口に出しはしないものの)気づいている。
常にヒステリックでプライドが高い女子生徒。令嬢らしく庶民を見下している傾向があるが、麗華や親友である芹香や取り巻き仲間達に対しては優しい。他人に対して幾度となく怒っている描写が多く、気性がとても荒い。それ故にストレスが絶えない。人の好き嫌いが激しく、麗華や取り巻き仲間以外の仲のあまり良くない人間に対しては途轍もなく高圧的に接している。
麗華に仇なす者は決して許さず、ふざけたあだ名をつけた男子は他のメンバーと共に圧力をかけ、挑戦的な態度を取る蔓花真希には怒りを露にし、麗華に生意気な発言を繰り返す桂木春希には闇討ちを仕掛けた。
麗華のことは強く慕っており、高二の冬、麗華が濡れ衣を着せられそうになった時は、鏑木に「麗華様のことを誤解しないでください!」と真正面から直訴。ずっと憧れており、やることなすこと全肯定するほど心酔している鏑木ではなく、麗華側に立った。
人間関係
吉祥院麗華 麗華の側近。詳細は上記を参照。
鏑木雅哉 初等科時代からずっと鏑木ファン。実際の会話(らしきもの)は上記の事件で麗華を庇った時、「信じてるよ」と鏑木に言われた時のみ。
高道若葉 鏑木の熱心なファンであるため、当初彼女のことはよく思っていなかったが、上記の事件で若葉が麗華のことを庇ったため印象が変化。それ以降は悪口を言っていない。
風見芹香 親友。麗華に失礼なことをした人間への圧力は芹香と菊乃を中心にして行われることが多い。
佐富行成 麗華で度々遊ぶため、修学旅行の時芹香と菊乃を中心とした麗華派閥に制裁された。
蔓花真希 蛇蝎のごとく嫌う。恐らく若葉の倍は嫌っている。中等科の時に蔓花が反旗を翻した時には麗華に不満を訴えた。高二の冬頃からまたもや挑戦的な態度を再び取り始めた蔓花に親友・芹香と共に怒りを露にしている。
望田 上記の事件で決死の覚悟で麗華を庇った望田に対し「見直したわ! 望田さん!」とその勇気を称えた。
桂木春希 麗華に生意気な発言をしたので闇討ち。