CV;大空直美
概要
藤草中学校の2年生。自分の名前と同じ伊奈里神社を幼い頃から愛する京都っ子。
けがをした狐を助けたことで、伊奈里神社の主神・うか様こと宇迦之御魂神に出会い、彼女の神通力の一部である変身能力を授かった。それが元で新人ならぬ「新神」扱いを受け、神々の住まう高天原へも出入りするようになる。
少しドジで、自らの不甲斐なさに凹んでは幼馴染みの京子から叱咤を受けている。引っ込み思案である反面、屈託なく人付き合いのできる性格で、相手が神様だろうと気にしない柔軟さをもつ。両親が漫画家とアシスタントという環境ゆえか、少女漫画を人生の教科書と仰ぐほど愛読しており、それが縁でちかや朱美とも親しくなった。
神通力を得てからというもの、兄の燈日から疑念の眼を向けられるようになり、うか様とは苦労する妹同士としても通じるところがある。
ある一件でバスケ部の丹波橋に助けられて以来、恋心を抱いてるものの、不器用な自分に自信が持てず、憧れるばかりだった。「自分を変えたい」という思いが高じてうか様の力を授かることになり、持ち前の一途さと相俟って丹波橋との距離にも変化が生まれている。
いずれはうか様に神通力を返したいと考えているものの、それは同時にうか様が見えなくなることも意味しており……