概要
私立軟葉高等学校(以下:軟高)に通う不良学生(ツッパリ)で、三橋貴志と伊藤真司の学友兼舎弟(三橋は「家来」だと語っている)。
登場当初は軟高で最大の勢力を誇るツッパリグループのリーダー格であり、転校生である三橋と伊藤の2人と対立していたがケンカを経て舎弟になった。
人物像
一応ツッパリではあるが、明るい性格で喧嘩は弱く自分より強い相手には下手に出る子分気質の人物。しかし、自身を「調子のいい不良」と称し、「県外にまで名を轟かす三橋、伊藤のダチ」であるとして1人で満足している。
所謂、虎の威を借る狐を通していて、当初周囲の評価は低かったが、開久高校に通うツッパリグループと交戦した際に圧倒されながらも三橋と伊藤を大声で呼び寄せ勝利に貢献したことから、只者ではないと恐れられている(そのため相良猛の「三橋をやるのに邪魔になりそうな仲間」リストに載っている)。
情報通でもあり近隣のツッパリに関する情報を仲間たちに伝えることが多く、酒癖が非常に悪い。
在学中は彼女がいたようで一時期彼女からもらった人形をカバンに付けていたが、卒業式ではメグミに告白するも、失恋したか友情関係に留まったかの模様。
卒業後は板前を目指し就職した。
また、テレビドラマ版では三橋のために弁当を作ってきている描写が描かれている。
『勇者サガワとあの二人編』
原作最終回から数十年後の未来を描いた本作ではなんと主人公に昇格。
板前を目指すも挫折、それでも料理の道を諦めきれずに味にうるさくない弁当屋でパートをしている42歳の彼が描かれている。