演者
人物像
原作コミック | 日本テレビドラマ版 |
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『狂犬相良』の通り名で恐れられる、開久高校では相方の片桐智司と並ぶトップクラスの実力者。本作のラストボス。
見た目は軟派だが『狂犬』の名の通り揉め事を好む好戦的な性格で、その凶暴さは中学時代に絡んできた男を車道に蹴飛ばして車に撥ねさせたりなど危険な噂には事欠かず、身内のツッパリをして「ケンカの恐ろしさは番長より上」「ケンカは智司さんの方が上だが、むしろ恐ろしいのは相良さんだ。智司さんと違ってヤツには仁義なんかねえからな」「ぜってー敵に回したくねえ男」「やり口が汚い上に血も涙もない」とまで言わしめるほど。
戦闘では
「いつでも年少に行く覚悟は出来ている」と豪語するだけあって、勝つためにはどんな汚い手でも使い、一歩間違えば相手を殺しかねないような凶行も平然と行う狡猾さと残忍さを持つ。
その最たる例は武器として携帯している短くカットした鉄パイプや角材で、これで不意打ちを仕掛けてから叩きのめすのが常となっている。
また、喧嘩の場数を積むことで成長していくタイプでもあるようで、三橋貴志や伊藤真司に負ける度に姿をくらましては空手で鍛えてたりとさらに危険性を増してリベンジする。
終盤での動向
原作コミック
第37巻〜38巻において凄腕の極悪人・北山と手を組み過去最大のキレと暴れ振りを見せ、本作最後の敵として立ち回る。
北山が三橋に敗れると即座に見切りをつけ、今度はたった一人で三橋たちに戦いを挑む。
かつての相方であった片桐が障害になることを判断しては不意打ちで重傷を負わせ、更には三橋・伊藤の友人らを全員病院送りにする。
そして理子を拉致監禁し、三橋、伊藤・中野を車で轢いて重傷を負わせる。それでも理子を助けに来た三橋に対し、手錠で拘束し殴る蹴るなどの非道な仕打ちを加えた。
しかし最後は、重傷を負いながらも駆けつけた伊藤とタイマンとなり、まったく歯が立たないまま倒された。その後、助けに入った片桐と和解し、三橋・伊藤のコンビに心の底から負けを認め、入院させた全員の入院費を払っている(片桐のケガが回復し次第“1・2発貰う”予定)。
日本テレビドラマ版
第9話にて原作同様に片桐を貶めて開久の番となったが、流石に三橋たちの友人全員を病院送りにしたり車で轢くと言った所業までは行っておらず、佐川を半殺しにして理子と京子を拉致したのみになっている。最終的に原作同様に三橋らに敗北したが、その直後に片桐と再会し「二人で遠くの街で働こう」という言葉を受けて和解する。
2020年劇場版
片桐と2人で開久を中退し、足を洗って遠い町の廃品工場で働いていたが…