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CV:大塚明夫

演:正木蒼二(1994年劇場版)、鈴木伸之(テレビドラマ版・2020年劇場版)


概要

千葉県随一の悪の巣窟・開久高校のツッパリたちを束ねる番長。


年齢不相応なヤクザそのものの風貌を持つ、外見に違わず手が速い上にケンカが非常に強く、中学の時には目が合っただけのツッパリを全員即日整形外科送りにしたという伝説の持ち主。

その一方で開久のツッパリたちをまとめ上げるカリスマ性を持ち、また意外に義理堅く、世話になった人を大切にし、一度口に出したことは曲げず全うするなど、伊藤真司三橋貴志の要素を足したような男。


相方の相良猛は昔馴染で、付き合いは長い。


作中での動向

原作コミック

  • 開久時代

序盤の終わり頃、開久の学生が今井にブチのめされたことを受けて報復に出撃。

途中で絡んできた三橋も含めて一蹴するが、警察が来たことで一時撤収する。その後、今度は相良と伊藤のゴタゴタに顔を出し、ボロボロになっていた伊藤を一撃でKO(もっとも、後に三橋と対峙した際は「フラフラになった奴を倒しといて威張るな」と正論で返されている)。


三橋・伊藤の通う軟葉高校が不良的に弱小ということもあり、それ以後は話のネタにするくらいですっかり興味をなくしていたが、相良が三橋のフクシューによって倒されたのを受けて本格的な殲滅に移行する。


だが、後手に回ったことでヒキョーの天才・三橋貴志に準備の時間を与えたのが仇となり、連れて来た開久の不良は後から来た今井も含めた三人によって全員倒され、自分はその後三橋とのタイマンになる。

顔面への一撃を相討ち気味に食らわせるが、直後に目を覚ました相良が乱入し、戦況を見守っていた理子を人質に取る……が、返す刀で投げ飛ばされてKOされてしまう。

どうもこれで水入りとなったらしく、「もう相良は俺のダチじゃねぇ」と引き気味につぶやいていた。


翌日、イライラを抱えながら歩いていたところに、開久の卒業生にして前番長の丸田と遭遇。「俺がお前を頭にしてやったのにその様は何だ」「俺の顔に泥を塗る気か」と番長気取りで当り散らす丸田に余計フラストレーションを高めつつその場を去ったが、途中で三橋と遭遇し空き地でタイマン勝負となる。


今度は邪魔者も誰もいない正真正銘の1対1だったが、互いにボロボロになるまで殴り合った結果、三橋は余力を残したものの智司は膝が笑うほどの消耗を強いられる。

開久の頭が軟高の頭などに負けるか、と意地で立ち上がって宣告するが、


「わかってんのか? 俺は開久の頭だぞ!


三橋「俺は三橋貴志だ! 俺よりエバった奴は叩き潰す!!」


当の三橋は、単なるいち不良としてケンカをしていたに過ぎない、と不敵に言い返した。

これに唖然となった智司は、直後に近隣の通報を受けてやって来た警察から逃走しつつ、いつしか「開久の頭」という肩書に納得していた自分に気付く。

途中で伊藤と出くわすも、「またな」と背を向けられる。


(強ぇな……テメーの旗振ってるヤツはよ……)


そして帰り道。別のOBを連れた丸田と出くわすが、今度は挨拶も何もなく問答無用で二人ともKO。どこか晴れ晴れとした様子で帰って行った。



だがしばらく後、開久の頭を狙う2年生・末永のクーデターに巻き込まれる。

ボロボロになった別の生徒が、「伊藤にケンカを売られた」と嘘の報告をしたことで、仲間を連れて伊藤の制裁に向かう。

この時に使ったのは互いに目を閉じて戦うという伝統のタイマンだが、その実態は仕掛けた方のみ目を開け、能書きをほざく新入生を叩き潰して身の程をわきまえさせる、という開久流のリンチであった。


ところが、伊藤はこの状況でもなお条件にこだわり瞑目したまま続行。バカのような真っ直ぐさに感化された智司は、そもそもの発端である「伊藤が開久にケンカを売った」こと自体が間違いだと直感し、自身もそのまま目を閉じて同条件での殴り合いに発展。

周囲のツッパリも止めるでもなく「見てるしかねーんじゃねえの」とどこか楽しげに見守る中、お互い肩で息をするほど疲弊。


しかしそこで満を持して末永が現れ、伊藤がやったわけではない、と述べる智司に対して「仲間を疑うような奴が頭に相応しいとは思えない」と告げる。

これを受けた智司は番長の座を降りたが、直後に末永の取り巻き達によって伊藤共々凄惨なリンチを受け、自身は両腕を骨折する重傷を負った。


それから少しの間は入院していたのか消息を絶っていたが、三橋たちによる「開久突入戦」の後、卒業のための登校日数を確保するため登校。

ヒエラルキーの頂点から崩れ落ちた開久は恨みを持つ不良たちに包囲されていたが、諦めモードの末永に呆れた様子でこう言うと、


「末永よォ。カッコもつけらんなくなったら男はおしめーだよ」


木刀を片手に一人で不良集団の前に現れ、戦闘を開始。

末永はこれをあざ笑っていたが、程なくして校舎で様子を見ていた生徒たちが智司の加勢に駆けつけ不良たちを撃退、衰えぬカリスマを見せつけた。




  • 卒業後

就職活動をしていたが、強面過ぎる外見が災いしてプータロー生活が続く。

しかも開久の番長だった経歴上、実際にヤクザ連中とも面識があり(どちらかと言うとカタギよりの連中が多いようだが)、就職は難航。

そんな中で地元の暴力団に目をつけられ、場所代を要求されているタコヤキ屋台の店主と遭遇。


報復を受けて入院した店主に代わって自分がタコヤキ屋台の経営に乗り出すが、そもそも店主が報復を受けたのが自分が割って入ってヤクザの2人を殴り倒したことだったため、「奴が戻るまで力を使わずこの屋台を守る」と決めていた(絡んできた三橋には「お前から力を取ったら何も残らねーだろが」と言われたが)。


カタギのたこ焼き屋さん


その後、またもやって来たヤクザコンビに鉄パイプで袋叩きにされるが、ここに来てついに三橋が始動。

伊藤も巻き込んでフクシューに乗り出したが、目論見がバレてケンカになり、伊藤が頭を割られたところで乱入。

ここでの三橋との会話から、ヤクザコンビは自分たちがケンカを売っていたのが「元開久の番長」と「極道組とモメた男」という桁違いの相手だったことにやっと気づき、逃げて行った。


最終局面では、相良によって「三橋の仲間になりそうな奴」として病院送りにされるが、伊藤に倒された相良のもとに現れ、昔のことをしばし語らっていた。




日本テレビドラマ版


  • 第1話以前

札付きのワルが揃う開久に入学し、1年時に開久伝統のタイマン勝負を行うなどの実績を積み、1代前の丸田から番長の座を譲られる。

相良とのコンビで学内をまとめ対立した相手は全て叩きのめしてきた。


  • 第1〜2話

第1話の終盤にて相良とともに初登場。

ヤクザの月川から三橋と伊藤を討伐するよう命令を受け、捜索を開始する。


  • 第3話

今井勝俊と交戦した谷口誠が共に戦った二村寅泰を置いて逃げ帰ってきたことに怒り制裁を加える。

その後相良たちと交戦していた三橋(と今井)とようやく対面し、追跡するが逃げられてしまう。

後日伊藤と交戦し、流れで三橋とタイマンを展開。


「てめー俺が誰だかわかってんのか?開久の頭だぞ!」


「ハッ、だから?俺は三橋貴志だ。俺よりエバった奴は叩き潰す」


互角の勝負を繰り広げていたが警察がやってきたことで中断、撤退する。


開久の看板を背負っている自負と誇りで突き進んできたが、今回の件でそれを打ち砕いた三橋と伊藤に対し一目置くようになった。


  • 第4話

終盤、カツアゲ行為をしていた手下たちが敗走してきた際に怒りに震えつつも誰にやられたのか問い質す。

彼らが今井・三橋・伊藤に負けたと聞いて一瞬驚きを見せるが、その直後に静観の意を示す。


  • 第5話

紅野率いる東京の不良たちによる襲撃に、相良と共に軍勢を率いてこれに対抗。


  • 第6話

軟葉高校の新任教師、剛田と交戦。


  • 終盤

静観を貫いていたため三橋と伊藤へのリベンジに燃える相良とすれ違いが続き、第9話でにてついに業をにやした相良にクーデターを起こされてしまい開久を中退することになってしまう。


最終回では伊藤の危機に駆けつけ、そのままかつての同胞たちと交戦。

全てが終わった後、三橋&伊藤に破れた相良の前に現れ自分を裏切ったことを許し「二人で遠くの町で働こう」と持ちかけ和解した。


2020年劇場版

相良と二人で海辺の町にある工場で働いていたが、北根壊高校の起こした事件を聞きつけて開久に復帰することに。

原作ではなかった柳鋭次大嶽重弘との対決も繰り広げる。




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