字の通り日常の何気ない一コマに付けられる。
東方Projectやヘタリア等でも、その世界観の中で極日常的な一場面であれば可能。
但し、それはその世界の「一般人が」その位置に座ってもおかしくない場面という事でもある。
条件は上記の通り唯一つ。
そのキャラなり有機物が極有り触れた日常の所作を「自然に」行っている場面。
だが、背景、キャラの存在感が50%ずつでないと完成されない事も事実。
背景が強ければ人間が引き立て役で「背景」「空気感」タグに取って代わられる。
その上、場面にドラマティックさが有ってはならない。
現トップランカーでさえ苦労余儀なくされる難題だが、
総じて地味になってしまうため一般受けはまずしない。
神絵師と呼ばれる人間達も売って行くためにどちらかが目立つ様進化したため、
どちらも平均的という事が難しくなっている。
自然に、演じさせず、意識すればする程苦労する上、
地味なので得点や閲覧数にさえ反映しない残酷な、正に玄人好みの絵。
但し、背景、キャラクター双方共に技術が高く無ければ実現し得ない相当技術力が現れた、
印象に残るスルメの様な絵となるのも事実である。