「す…すごい て言うか今の…まるで… 欲しいわ! あんな子達が!!」
概要
倉森三千絵とは、週刊少年ジャンプに連載されていた竹山祐右によるバレーボール漫画「カイゼルスパイク」の登場人物である。
凪城南高校所属の女性教諭。
担当科目は国語で、バレーボール部の顧問も兼任している。
青みがかったショートボブにカチューシャ、小柄な容姿が特徴。部活動の際はユニフォームのパーカーを羽織り、丈の短いスパッツを着用している。
生徒からは「みっちゃん」という愛称で親しまれている。
部員不足による廃部寸前のバレーボール部を再建するために奮闘する彼女の前に雪斗と諒平が入学と同時にバレーボールの入部を希望したことによりその願いは叶うことになる。
ヒロインの静奈が登場するまでは、第1話から登場しているバレーボール部の紅一点であった為、成人女性という設定ではあるが、準ヒロインのような立ち位置として描かれている。
人物
- バレーボール部の勧誘には余念がなく
- 「他の部ならまだイケそうって考え!? どーして今の子って打算で生きてるのよ!!」
- 「まだこの日本には男がいる事をあたしゃ信じるわよ あたしも行ってくる 男狩りよ!!」
- 「どいつもこいつも小さく縮こまりやがって せっかくお姉さんがたーっぷりしごいてあげようってのに」
- 「もっと青春をリスキーに生きる いい男はいないの!?」
など、可愛らしい容姿とは裏腹に男勝りな一面も持っている。
- 自身の身長の低さと子供のような幼い容姿にコンプレックスを抱いており雪斗から顧問ではなく、マネージャーと勘違いされた際には、酷く落ち込む様子をみせた。
- 勉強と部活を両立する為に努力する雪斗のストイックな姿勢に「あたしも教師じゃなきゃほっとかないわよ あんな子」と発言していることから多少なりとも生徒である雪斗のことを異性として意識している。
- 単行本1巻の巻末おまけページ「みっちゃんダイアリー」では
- 車通勤
- (身長が低い為)授業では椅子を足場にして板書
- 質素な昼食に涙
- 帰宅後はTVゲーム
など、彼女の1日を描いたイラストが収録されている。
余談
- 記念すべき第1話では、読者からの注目を集める為か、下着姿の彼女が着替えをしているシーンが1コマだけ描かれている。これは劇中唯一のサービスカットとなっており彼女が再びヌードを披露することはなかった。 幼い容姿ながら胸の大きさはそれなりであることが確認出来る。
- 上記のお色気担当とも言える扱い。
- 単行本1巻の巻末おまけページでは主役をつとめている。
- 単行本の扉絵や各話の間に挟まるページには、ウェイトレスやチャイナドレスなどの描き下ろしのコスプレ姿が描かれている。
- 単行本2巻では、選手やヒロインを差し置いて顧問である彼女が表紙を飾っている。
以上のことから作者のお気に入りキャラクターとして比較的に優遇されていたことが見受けられる。