概要
アイラン・リンズが触れている物質を、触れている間のみ、”あるべき姿”に巻き戻して固定することのできる烈核解放。
触れるのをやめてしまうと元の状態に戻ってしまう。
この先、原作小説七巻、そして妖仙郷の魔核に関する重大なネタバレ注意！！！
実はアイラン・リンズは常に烈核解放を発動させ続けていた。
まず、妖仙郷の魔核は六百年前に既に壊れてしまっていた。
この烈核解放は、妖仙郷の魔核を維持するため、六百年間代々愛蘭一族の"担い手"に選ばれた娘に継承されてきたものだったのである。
もともと「先王の導」は六百年前の人間に発生した烈核解放の一つでしかなかった。
しかし妖仙郷の魔核が正常に機能しなくなったことにより、妖仙郷の魔核を維持するための烈核解放として、心の力である烈核解放を"担い手"を宮殿に幽閉し、徹底的な教育により、正常に発達すべき自我を抑えつけ初代"担い手"と同じような人格になるよう心を捻じ曲げることによって代々継承される重要な烈核解放となる。
華燭戦争で判明したアイラン・リンズの趣味や好きな食べ物お気に入りの品小さい頃に飼っていた猫などは全て初代"担い手"の趣味嗜好のコピーでしかなかったのだ。
