――あるところに兎さんと亀さんがいました
概要
兎亀とはヒプノシスマイクのアプリゲームである「ヒプノシスマイク-Alternative Rap Battle-」(通称:ARB)のイベント「幻太郎のネオ昔話~語り語られ四重奏~」6話にて誕生した有栖川帝統(兎) × 夢野幻太郎(亀)のカップリング。帝幻の記念すべき6つ目の派生カップリングである。
ひょんな事から孤児院を訪れる事となった帝統と幻太郎、山田二郎と山田三郎は子供たちからせがまれ、各々が創作した物語を語り聞かせる事になる。この派生は帝統によって語られた物語から生まれた派生である。
詳細(以下ネタバレ注意)
帝統の口から語られるこの物語のベースは、お馴染みの昔話、兎と亀である。
幻太郎(亀):これはこれは、兎さん 。
帝統 (兎):おっす! 亀さん! おはよう!
幻太郎(亀):はぁ…【おはよう】って小生に対するあてつけですか?
帝統 (兎):あん? 一体なんの話しだい?
幻太郎(亀):だって小生は足が遅い……。ちっとも早くない小生に【お早う】なんてあてつけ以外のなにものでもないですよ?
帝統 (兎):……そんなつもりは全くないけどなぁ。
幻太郎(亀):そのつもりはなくとも小生がそう感じたのだから、言ったも同義!
帝統 (兎):お、おう……それはすまねぇこと言っちまったな……
幻太郎(亀):謝って済まされる問題ではないですよ?我が亀族を愚弄されたんです、種族の尊厳を守るために、小生は兎さんに勝負を挑みます!
こうして昔話よろしく、二人(匹)は山の頂上までかけっこをし、どちらが早くたどり着くかを競うことになる。
帝統から見た幻太郎のイメージによるのか、昔話に出てくる亀とは違い策を使って兎に勝とうとする幻太郎(亀)。まんまと罠に引っ掛かり遅れをとった帝統(兎)が負けるかのように思えたが、油断して途中で居眠りをした幻太郎(亀)をなんとか追い抜き、勝利を収める。
終わりは「……ズルした奴は結果負けるってこったな!」と物語からの教訓でシメられたこの創作。
子供たちからは「つまんなーい」三郎からは「完成度が低いと思う」等と、どストレートな酷評をされ幻太郎からは「兎と亀の役割を逆にしただけで、何のひねりもない話でしたからね」との評価を受けてしまう。
しかしその後幻太郎は別の物語の中で、帝統の語った物語に出てきた亀を「竜宮城の亀のお頭」として再登場させる。
もちろんそれに関して帝統からツッコミが入るのだが、幻太郎は「いいキャラだったので使わせてもらいました」とさらりと言ってのけた。
亀のキャラクターに関しては案外気に入っていたようである。
その他補足
- 出番はわずかだが、物語の中には猫の乱数も登場する
- 競争のシーンにはやたら可愛い効果音が付いている
- 同イベント内で派生CP桃鬼(hpmi)も誕生した。こちらはカードにもなっているので桃鬼(hpmi)のページを参照して欲しい
関連タグ
ヒプノシスマイク FlingPosse 帝幻 武士姫 王盗 遊詩 陸剣 桃鬼(hpmi) 夢野幻太郎 有栖川帝統 ヒ腐マイ