概要
美浜学園の1年生。いつも左右の色が違うニーソックスを履いている。
自身が長女として生を受けた入巣家は戦前から政治、産業、流通に根強く関与する女系一族で、汚職などにも深く関係しており、婿養子として入巣家に入った蒔菜の父はそのことを知らぬまま汚職に関係していたことでそれを公表しようとした。
だがそれを察知した入巣家は彼の抹殺を決定。蒔菜を営利誘拐に見せかけて拉致し、身代金の受け渡し人となった蒔菜の父を殺害した。
しかし入巣家の分家に誘拐等を任せたが為に、宗家長女の蒔菜が消えた方が都合が良いと考えた分家衆はその後も蒔菜を父親の死体とともに監禁したまま放置。6日後、救出された時には蒔菜はまともに喋ることができなくなっていた。
分家の息がかかった病院で回復に6年を費やした蒔菜は入巣家の家督相続人の席から外れ入巣家から絶縁状態となり、分家代表にして父親違いの妹・入巣沙里菜が家督相続人の席に着くことになった。
退院後も分家の手により美浜学園に入学させられているが、分家の情報操作により宗家はこのことに気付かずにいた。
普段のふざけた言動、行動から想像できないほどの才能を有しており、汚職の資料を全て暗記している。