概要
金田一一の勤務先「音羽ブラックPR社」の社員。営業部企画課長で一の上司にあたる。
うだつの上がらない中年男性で上司には腰巾着のように媚びへつらい、部下にはやや横柄な態度で接するなど絵に描いたような嫌味上司。
しかし、それ以上のイヤミな人物を相手にしてきた一からすれば軽く流せるため、あまり効果がない模様。
意外なことに劇中では女性社員へのセクハラなどをしているような描写はなく、一の適当な書類に注意するなど仕事自体はそつなくこなしている。
所謂日常パートのコメディリリーフ的な役割を担っている。
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この先130話以降のネタバレ注意
「警察の科学捜査もAIとやらで少しは進歩したか。まっ!ここでゴネてもイミないから、早めに自己申告しとくよ」
「このへーパイストスが自ら手を下したのさ!」
音羽ブラックPR社で起きた転落死事件の真犯人にして、ゼウスこと地獄の傀儡師に見初められた犯罪者・オリンポス十二神の一人。
ゼウス/高遠遙一の指示で一の監視を行っており、自分たちが関与している事件に巻き込むべく彼に仕事を割り当てていた。そして、怖じ気づいた協力者の口を封じるべく……何よりも最高神と互角に渡り合った一への挑戦状として今回の事件を起こした。
犯行が暴かれても余裕の態度を通しており、その立場から私欲に走るアルテミスや憎悪に突き動かされたアポロンよりも近しい直属の部下のような存在であることがうかがえる。
ちなみに会社では中途採用だったらしく、一が入社した直後に現在の役職に上り詰めた模様。尚、会話から名前や顔、声すらも本物ではないような言い方をしており、他者に違和感を抱かせないほどの変装スキルも身に付けていると思われる描写がある。
真の余談
へーパイストスは火と鍛冶を司る神とされている。自ら犯罪計画を手掛け、それを利用して協力者を操る様は見ようによっては鍛冶師そのものであり、未だ名と姿を見せない残りのメンバーへの火付け役になったとも解釈出来る。