『バグみたいに鬼畜なクトゥルフ神話TRPG』の『無垢の神』シナリオのネタバレを含みます‼
「それでも、私にとっては大好きな人なんです。」
概要
金卓TRPG動画で登場するキャラクター、デザイン担当はうお氏。14歳。白髪の少女で力を発揮すると瞳の色が緑に光る。
初出は『バグみたいに鬼畜なクトゥルフ神話TRPG』の三部作『無垢の神』で、一式若葉に会いに来た三日月網玉と不知火ラウと出会う。ある事情で若葉の住むアパートに居候している。
やや人見知りで若葉などの大切な人を傷つける者には容赦しないが、普段は心優しく礼儀正しい。どこか世間知らずの節があり、あまり人を疑わないため、気質は『純粋無垢』そのもの。
彼女を怒らせると透明な何かで締め付けてくる。謎が多く『無垢の神』のキーパーソン。
ちなみに金卓のTタリオンのお気に入りであり、彼女の抱き枕を抱えて愛を育むという奇行に走っている。
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「ちちんぷいぷい」
彼女の謎
彼女はとある企業『虚空神話』によって作られたクローンであり、ある実験の素体の一人であった。
虚空神話によって一糸まとわぬ姿で野に放たれ、一式若葉と出会い匿われることとなる。
若葉は虚空神話の人間から冰鞠を逃がすために冰鞠に探偵ものの映画を見せたり、変装の技能を身に着けさせたりと学校へは行かせず勉強させた。若葉自身も情緒不安定な部分があれど冰鞠を守ろうと必死になり、冰鞠はそんな若葉に心を開き気にかけていた。
若葉との幸せな生活をしてきたある日、虚空神話にさらわれて実験材料にされる。
心が擦り切れそうな日々を送っていたが、そこで虚空神話の職員「有田」と出会い交流を深める。
虚空神話での施設での儀式で内なるもう一つの声を聴き自ら脱出、その最中で無意識に多くの虚空神話の人間をなぎ倒す。
紆余曲折を経て若葉のところへ戻り、本編開始に繋がる。
全てを知った彼女は網玉、ラウ、ゴーストハスター、殺戮の女神、三上世界の仲間となり、正式にPLとなった。
しかし冰鞠は不定期に正気度(SAN値)を下げられてしまい何時発狂するか分からない状況となり時間の猶予もない。
網玉一行は冰鞠を助け、攻撃した若葉の正体を探るべく虚空神話のアジトへ乗り込む。
上記の経緯に至るまでの一夜(午後7時過ぎに網玉、ラウ、若葉が殺戮の女神の病院に担ぎ込まれて翌日の朝に全てを知るという非常に濃密な時間であった)で何度も正気や生命、尊厳やアイデンティティが壊れそうになりながらも、支え合い真実の一旦に辿り着いた経緯からPC達には非常に好感と信頼を寄せている。
網玉とラウは最初の出会い方が最悪だったものの、同じく若葉を大切にしている者同士からか心を開き始め、メンバー内では非常に深い相互理解を抱いている。
殺戮の女神と三上に対しては医療関係者としてパーティーメンバーの生命線を維持する役割であるのと、破天荒でありながら卓越した発想力とブラックなユーモアでムードメーカーの役割を担う殺戮の女神と堅実な立ち回りを徹底する三上に信用を抱いている。
潜入し冰鞠を捕縛する工作を仕掛けようとして、そこから流れで網玉達に寝返ったゴーストハスターについては二日目の朝ではやや辛辣な対応であった。
しかし本格的に虚空神話への対策を立てないと生命の危機が迫っていたのもあり、本当の意味で協力しパーティーに貢献するゴーストハスターの姿を見て他のメンバーと同じ様に大切な存在として再認識する事になる。
…それでも彼女は結構短い時間でいたのにもかかわらずパーティー全員信頼している。それほど濃厚な一日だったとうかがえる。
戦闘では触手を使って戦うことができパーティでの火力役になるが、SAN値が低く何らかの方法で暴走しやすくなり、彼女との戦闘になることが多い。
ちなみにTタリオン曰く彼女を仲間にするルートは『一番面白いルート』とのこと、もし網玉一行の行動やRP次第では彼女と敵対する、もしくは彼女が死亡したルート分岐があったと推測される。