概要
静岡県浜松市の市制100周年を記念して制作されたマスコットキャラクター。
デザインは公募によるもので、浜松城を築いた徳川家康をベースに、ウナギ、ピアノ、みかん等、浜松を象徴するモチーフがあしらわれている。
当初は市制100周年記念限定のキャラであったが、第82回都市対抗野球大会の「キャラクター選手権2011」において優勝するなど、人気が急上昇。
2012年4月より契約が終了したウナギイヌに代わって、浜松市の「福市長」に就任するという、その名の通りの大出世を果たした。
うなぎのちょんまげは出世のご利益があるらしく、出会えたらうなぎを撫でであげよう。
影武者がいるともっぱらの噂。というか、ゆるキャラグランプリ2015in浜松の会場で複数体いた気がする…。
2013年ゆるキャラグランプリにて優勝出来なかったら頭のうなぎをリストラすると宣言。しかし結果は惜しくも2位。うなぎはリストラされ、しばらく市役所に飾られていた。
2013年のゆるキャラグランプリ内で途中から喋っていたが、うなぎを失ったことでパワーがなくなり再び喋れなくなった。
2014年にうなぎは復活しており現在は喋っている。
2017年ガヴリールドロップアウトとコラボ。(『ガヴリールドロップアウト×浜松市アニメモデルの町』より)。
また同じく2017年に浜松ゆかりの人物である井伊直虎が主人公のNHK大河ドラマ『おんな城主直虎』の放送開始に因み、同じくマスコットゆるキャラの「出世法師直虎ちゃん」がデビュー。「家康くん」の妹分としてコンビで活躍している。
ゆるキャラグランプリ
ゆるキャラグランプリに3回出場。
- 2012年 7位
- 2013年 2位
この時浜松市がかなり本気だった。広報はままつ(浜松市が毎月発行している広報誌)に鈴木やすとも市長(当時)が何故優勝したいかを熱く語っていた。1ページまるまる。ハンパない組織票で批判がおもいっきり出たせいか別の理由か2位だった。(Googleの第二検索ワードの「やらせ」はこの件)
- 2015年優勝
決選投票が浜松市とあって再び参戦。この年も広報はままつに載っていた鈴木市長の優勝したいお言葉は大変熱かった。メディアに出るごとに熱い気持ちも聞けた。市長本気すぎ。
前回浜松市が全面協力したら問題が発生したので途中まで影で支えていたらしく2013年ほどあからさまではなかったが優勝したい気持ちは2013年以上であった。おめでとう!
認知度
ゆるキャラグランプリに優勝する一方でゆるキャラのなかでは認知度は低い方。
優勝前の2014年のデータでは全国的に10%にとどまっている。⇒参照※現在リンク切れ)
だが地元の認知度は違う。準優勝した2013年よりも前から地元ではかなり有名だった。⇒参照
データによると認知度が一番低い70代〜ですら80%超え。平均は85%強となっている。だが、恐ろしいのはこのデータの対象年齢。ゆるキャラに興味がありそうな年代がいる未成年は調査対象ではない。
未成年を入れると平均はもっとあがるかもしれない。
ゆるキャラが飽和状態となっている昨今、全国的には今ひとつではあるが、地元限定でも愛されている家康くんの今後の活動に注目である。(多分浜松市民限定で)
関連項目
関連リンク
関連イラスト
関連タグ
出世法師直虎ちゃん:同じ浜松市発のマスコット繋がり。家康くんと一緒にイベントでPR活動をすることもある。