概要
妖夢の剣術は楼観剣と白楼剣による二刀流の剣術であり、その二振りを用いて様々な剣技を繰り出す。
剣術及びその具体化されたものとしてのスペルカード、またはその他の用法などについては「魂魄妖夢」記事を、剣術に用いる二振りの剣についてはそれぞれ「楼観剣」「白楼剣」記事も参照。
稗田阿求曰く
稗田阿求著による「幻想郷縁起」(『東方求聞史紀』)によれば、妖夢は剣術の達人であり楼観剣も白楼剣も謂れや前後経緯のある刀であるが、しかしそれを振るう妖夢自身への評としては、同記事には迫力に欠ける旨の取材報告が掲載されている。
とある匿名の人物によれば、彼女が刀を振るう様子を見かけた際、当初こそ物騒に思ったが、「 余りに迫力が無く、何だか可哀そうに思えてきた 」とのことである。
この意見について阿求は「 見た目は幼い女の子である 」と加えている。
一方その剣術について阿求は、人間が対峙した場合においては「 余程修練を積んだ者でない限り勝負にならない 」と高く評価しており、妖夢とは戦いにならないよう「戦闘を全力で回避」するよう推奨している。
ただし上記のような阿求の評がある一方で『東方妖々夢』以後その剣術はいまだ「 未熟 」と評されることもしばしばであり、妖夢本人の成長とともにまだまだその剣技も磨きがかかる余地に満ちている様子である。