どんな時も飾らず、ありのままの自分でいたい・・・
概要
鳩胸つるんによる漫画。アプリ・少年ジャンプ+掲載だが、ジャンプ本誌にも出張した問題作。読者の間では別名「ジャンプラ木曜のやべーやつ(ら)」とも呼ばれている。
懐かしい少女漫画のような繊細な絵・指先の動きまで細やかな絵のほか浮世離れした設定がある一方、主人公他露出狂の男性キャラクターの股間を隠すのは基本敵に本人の手足、影、机、手に持った衣類など、稀に吹き出しでモザイク要らずな処理がされている。といっても分類上は全力でギャグマンガである。
「服を着られる」と書いて「翼を仕舞える」、「同業者」と書いて「ろしゅつきょう」などと独特なルビ、そして男は露出するが女の子はいたって普通の格好しかしていない不思議な安心感がある。最初は1巻限りの予定だったらしいが2話以降もアクセル踏みっぱなしの勢いで現在、コミックスが出るたびに作者ツイッターによる読者登場企画があり、作中読者をも露出狂になる人気ぶりとなった。本屋に並ぶ表紙は少年漫画よりも少女漫画のようだが中身は校内露出に挑む青春真っ盛りのギャグマンガなので買うときや人に勧めるときは気を付けよう(・・・何に?)
主要登場人物
白鳥 飛(しらとり かける)
私立の進学校に通う頭脳明晰、スポーツ万能、芸術にも秀でた完璧な美少年…だがその実態は…。公共の場で誰にも見られず露出することに魅せられた異常者(オトコ)。見られることには興味ないらしい(むしろ見つかりたくない)。
白鳥 天真(しらとり てんま)
飛の父親。外交官のエリートだが彼もまた…。普段はストックホルムなど海外に単身赴任している。息子に比べ筋骨隆々な体型で息子のしつけに厳しい一方、忙しくても海外からテレビ電話をしたり自宅にいるときは朝食を作ったり息子に対して深い愛情がある。ちなみに飛の母親は彼の生きがいを知って出て行ってしまったらしい。
鷹城 夏郎(たかぎ ナツロー)
白鳥の通う学校の生徒会長。眼鏡。生徒指導に厳しく、校内に出た露出狂を虫取り網を持って捕まえようとするが毎度逃げられている模様。飛とは幼少期からの幼馴染で親友だが飛の露出癖は知らない。実は高2になった今もセミやテントウムシなどの虫が大好き。
燕谷 呼乃(つばたに この)
飛に片思いをするクラスメイト。幼少期は体が弱かったらしく、現在は自宅からわざわざ遠い高校に通っている…。
鴨居(かもい)
ナツローの右腕(生徒会)。少々小柄で地味な少年。
燕谷の兄
飛とは別の高校に通う露出狂。重度のシスコンで病弱な妹に自分の服を着せたことが発端で露出癖だけ今も続いている。いつでもどんな格好でもダンベルで己を鍛えている。スポーツマン体型の脳筋・・・のはずがシスコンと暴露された露出壁で台無しである。
バードファイヴ
露出狂集団。メンバーには体のどこかにB5のタトゥーがあるが今のところ4人しか存在が確認されていない。
九楽 惹(くらく じゃく)
一人称がオイラのシャボン玉を飛ばす根暗な印象の少年。楽しいことが好き…らしい。シャボン玉とペリーのサックスで男子生徒を脱ぐことしかできなくするピンポイントな催眠術が使える。
ペリー・カーン
外国人でサックス演奏者。
関連タグ
ミタマセキュ霊ティ…同作者のジャンプ本誌における連載作。
ピクシブコミック・LINEマンガにも掲載