「覚醒させて!」
概要
CV:林原めぐみ
千葉敦子とは、アニメ映画『パプリカ』の主人公にして、夢探偵パプリカの本名(本体)。
パプリカの現実世界の姿、すなわち正体であるはずだが、作品が進んでいくごとに、パプリカとしての彼女と本来の彼女との間に乖離が進んでいる。
黒髪が千葉敦子、赤髪がパプリカ。
千葉敦子
夢を共有する装置であるDCミニを使って治療を行う、優秀なサイコセラピスト。
表では未認可の装置であるDCミニの研究開発チームの一人としてDCミニの試験運用を行っているその裏では、DCミニの試験運用を兼ねて「夢探偵パプリカ」として他人の夢に入り込み、依頼を受けて精神の治療を行っている。
原作での年齢は29歳。同僚の時田浩作から「あっちゃん」と呼ばれている。作中で明言されるほどの美貌の持ち主。
性格は真面目でクールだが、その分他人に対して非常に毒舌。
特に同僚の時田に対しては、気安い仲である為か、かなり辛辣な物言いをすることが多い。
その一方で、何くれとなく時田の面倒を見ている。
夢探偵パプリカ
千葉敦子のもう一つの姿。映画のメインヒロイン。
DCミニを使って他人の夢の世界に入り込むことで他人の精神の治療を行う「夢探偵」。
原作では化粧で姿を変えているが、映画版では二重人格のように切り替わっていく。
夢の世界の中では顔や髪型が変わり、性格や口調も敦子とは違いかなり砕けたものになっている。
DCミニ自体が未認可の医療装置であることに加えて、理事長の乾からは「夢の世界」に入り込むということ自体が冒涜的であるという事から、表立った行動はできずにいる。
ある日DCミニが盗まれ、所員たちが奇怪な夢を見てしまうことで異常な行動を取るようになり、「夢探偵パプリカ」として謎を解明していく。
作品終盤、夢の世界と現実の世界が入り混じり始めた時には、敦子の元に現れ出ており、敦子と行動を共にしつつも、敦子とは明確に違う人物であるかのようにふるまっている。