概要
舌先三寸で人を誑かすことを得意とする小悪党。通称「御行の又市」(おんぎょうのまたいち)。
江戸っ子口調で一人称が「奴(やつがれ)」。白装束を纏い、魔よけの札を売り歩く願人坊主のなりをしているが、実際は神も仏も信じてはいない無信心者。士農工商のカテゴリーから外れたアウトロー、特に夜鷹や袖引き稼業の女性からは絶大な信頼を得ている。
脅す・賺す・丸めこむの手練手管で、八方塞の困難やお上では裁けない悪党への復讐などを金で請負い解決する。
嘗ては上方に暮らす小悪党だったが、ある事件が切っ掛けで江戸へと逃れ、裏稼業を生業とする損得屋「ゑんま屋」の郎党として働く事になる(この時の通称は「双六売りの又市」)。後に江戸の裏世界を震撼させる大事件に巻き込まれ、そこで裏世界の大御所・御燈の小右衛門(みあかしのこえもん)と知り合い、本格的に裏稼業の世界に足を踏み入れる事になる。トレードマークの願人坊主装束はその折に手に入れた物。
アニメ版でのCVは中尾隆聖が務めた。
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