概要
台風17号とは、その年の17番目に発生した台風のことである。
日本に甚大な被害をもたらした台風のひとつとして有名なものに、1976年の台風17号(後述)がある。
1976年の台風17号
この台風の国際名はフラン(Fran)といった。
1976年9月8日から14日にかけて、台風17号と前線の影響で全国的に大雨による甚大な被害が発生した。「降らん」という台風の国際名に反し、大雨が降ったのだ。
四国地方では、期間降水量が2,000mmに達した所もあった。岐阜県では長良川の上流で1,000mmを超える雨が降り、堤防が決壊した。
全国で161人が死亡し、浸水・損壊家屋は530,000棟を超えた。