物語を通してつながる少女二人の、甘く切ないひと夏だけの恋人ごっこ
概要
『コミック百合姫』(一迅社)にて2020年7月号から2024年3月号まで連載していたゆあまによる漫画作品。
傷を抱えた少女二人の関係を描いた百合作品。
あらすじ
人との接点を避けて生きている女子高生・星川雫は、誰にも見せずに執筆していた小説をクラスメイトの朝香夏織に見られてしまう。
作品を嘲笑されると怯える雫だったが、小説を読んだ夏織からは全く予想していない感想が飛び出してきて…。
登場人物
- 星川雫(ほしかわ しずく)
本作の主人公。
他人との関わりを自ら避けており、書き上げた小説の自己評価が低かったり感想を極度に恐れたりなど、過去に何らかのトラウマがあるようである。
夏織の言動には不信感を抱いているものの、彼女のペースに飲まれがち。あと、意外と顔に出やすい。
姉がいる。また、シオンという名前の犬を飼っている。
- 朝香夏織(あさか かおり)
雫の隣席のクラスメイト。
無愛想な雫にも優しく接し、誰とでも分け隔てなく話せる明るい性格。
雫の書いた小説を読んで感動し、「もう書かない」と言う彼女に「小説を書いて」と懇願する。何やら雫にこだわる理由があるようである。
雫と比べても身長は低く、見た目もお淑やかではあるが、意外にも押しが強い行動派。