概要
「世の中には、知らない方がいい真実もある。」
それは、その事実を体験した者にしか語る事ができないだろう。
そしてあなたは……その真実の中に足を踏み入れようとしているのです。
ストーリー
山野ウタノは両親と妹、祖母と暮らすごく普通の女子高生だった。しかしある日を境に祖母が失踪。ウタノは恐怖の連続に巻き込まれていく。
数多くの恐怖の果てにウタノを待つものは・・・。
登場人物
主人公。今風のごく普通の明るい女子高生。祖母の失踪と自宅で起きた事件から、異変の原因解明のために行動する。
ウタノの妹。姉のウタノ同様明るい女の子だったが……。彼女の書いたノートが重要な情報を持っていた。
物語序盤で何故か顔が真っ赤な能面のようになり、首が落ちて死亡した。
とある場所でウタノが出会う、ゴスロリ風衣装を身にまとった少女。
ウタノの母親。首がもげて死亡した。
ウタノの父親。首吊り自殺により死亡。
ウタノの祖母。突然行方不明になったのを機に山野家に怪奇現象が発生するようになる。
キーワード
- 哥欲教
今作に大きく関わっている宗教で歌で人を癒す「哥欲神」を祭神とする。
哥欲村という日本憲法が通じないとされている村の土着信仰でもある。
- 哥欲祟
今作のタイトルにもなっている祟りのこと。一年に一度、女鬼という邪悪の存在に喉を奪われ、怒った哥欲神が起こすもので、これを沈めるために鎮神歌を村民で歌うことになっている。