概要
Poru氏によるRPGツクールXPによって制作された謎解き&探索ホラーアドベンチャー。
製作者記載によれば「ほのぼのホラー風探索ゲーム」。
某任天堂の動物と触れ合って生活するゲームとは一切関係ない。
不気味な雰囲気漂う森を脱出するため、主人公の少女は森を彷徨い歩き、
手に入れたアイテムと知恵を駆使して森を進んでいく。
ダークで不気味な雰囲気のゲームではあるが、登場する動物たちが
字と絵がやたら下手なリスだったり、中二病な虎だったり、キモオタな豚だったり、あくまで執事な羊だったり主人公の少女がさりげなく口が悪かったりと、雰囲気とは裏腹にかなりネタ要素が多い。
そのため従来の探索ホラーゲームに比べれば、全体的な恐怖要素は少なめと言える。
ネタ要素に慣れてきた辺りでいきなり恐怖要素が飛び出すこともあるため油断はできないが。
登場人物
主人公
少女
森の近くに家族と住む少女。薬草を取りに行った帰り、不気味なカラスと出会いその夜動物に食い殺される悪夢を見る。
翌日、いつも通り薬草を取りに行くと、いつの間にか自分の知らない『精霊の森』へと迷い込んでいた。
実は森の精霊に動物たちの餌に選ばれてしまい、森を脱出するために喋る動物たちの
言葉や見つけたアイテムを駆使して森を探索していく。
素直で物わかりのいい性格だが、思ったことはズバズバ言うタイプなのかたまにサラッと酷い事も言う。
ちなみにゲーム開始時点で既にレベルが15とやや高めでHPもそこそこ多い。
が、基本的にダメージを受ければ即死なので意味は全く無い。
精霊の森の住人
森に住む動物たちは殆どが言葉を喋り、「草食」・「雑食」・「肉食」の3種類に大まかに分けられている。
また作中では木も動物に含まれるらしい。
草食動物
ウサギ、リス、馬など。主人公を襲わず場合によっては助言もしてくれる。
ただし中には何かを守っているものもおり、迂闊にそれを取ろうとすると攻撃される。
雑食動物
カエル、豚、ネズミなど。扱いは基本的には草食動物と大差はない。
肉食動物
カラス、虫、オオカミなど。主人公を襲い食い殺す。
ただし向こうから襲ってくるものは少なく大半は此方から話しかけて会話の後で襲われる。
あるアイテムを使うことで人間とバレずに会話が出来るが、場合によってはその後も襲われる。
木
作中ではこれも動物に含まれる。光合成をして食事を必要としないため襲ってこないが会話も出来ない。
ばけもの
森の奥の小屋にひっそりと隠れ住むように暮らしている人とも動物ともとれない異形の怪物。
しかし敵意は無く襲ってはこない。話しかけてもまともな言葉を話せず会話も出来ない。その正体は…
森の精霊
精霊の森の主にして主人公を動物の餌にするため森に迷い込ませた張本人。
探索中に見つかるある物を集めていくと、その正体と精霊の森が生まれた真実が明らかになる。