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四式陶製手榴弾

よんしきとうせいしゅりゅうだん

旧日本海軍が使用していた陶器製手榴弾。
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概要

四式陶製手榴弾とは、旧日本海軍が使用していた手榴弾である。
正式名称は「手榴弾四型」。

外観

丸くずんぐりとした形状で、直径8センチ、重さは450g程度。

材質

「陶製」の名が示すとおり、外殻の材質は「陶器」である。
通常の手りゅう弾は持ち手があるものなどを除き炸薬以外は金属でできていることが一般的だが、大戦末期の物資不足とりわけ貴金属類の欠乏のため、なるべく金属質の材料を使わないよう配慮したため、このような材質になった。
爆薬をつめる口の部分には、湿気などを防ぐためゴムでできたキャップがかぶせられていた。

威力

材質が金属よりもろい陶器である以上、どうしても威力が低くならざるを得なかった。
手りゅう弾は爆発で外殻をふき飛ばし、対象にダメージをあたえるものであるが、四式陶製手榴弾の場合、投げつけると爆薬が発火する前にそのまま殻が割れてしまい、まったく機能をなさないことすらめずらしくなかったという。
陶器を原料レベルから配合しなおすことも行われたようだが、これが四式陶製手榴弾に活かされたかどうかまではわかっていない。

その他

  • 材質が陶器であるためか、名古屋や有田など、陶磁器の名産地で瀬戸物の生産ラインや製造ノウハウを応用して大量生産された。
  • 埼玉県の川(荒川の支流)に、大量の四式陶製手榴弾が遺棄されたままになっている。爆薬は詰められておらず無害だが、そのほとんどは割れてしまい破片になっている。


関連イラスト

四式陶製手榴弾に関するイラストを紹介してください。

関連タグ

手榴弾 ミリタリー

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