個人(あるいはペア)で行う競技の成績をチーム同士で争う形式の試合のこと。
国や地域・学校などを代表してチームが組まれる事が多い。
選手の呼称
5人制の場合 先鋒-次鋒-中堅-副将-大将
対戦形式
点取り戦
1回の団体戦の中で、各選手がそれぞれ先鋒同士、大将同士など、1回ずつ対戦する。全体としての勝敗は、チーム全体の勝敗数で決める。勝敗同数の場合はポイントなどで優劣を決めることもある。将棋・囲碁のように時間がかかり場所を取らない競技の場合は同時並行で進めることが多い。
勝ち抜き戦
対戦で勝った者はそのまま残り、負けた側は次の選手を出して戦う。引き分けのときは、多くの場合は両方とも次の選手に交代する。先に選手がいなくなったらチームとしての負けとなる。勝った側は、大将までは戦わずに終わることも少なくない。
その他
・参戦者数が定員に満たない場合、勝ち抜き戦の場合は負けになるまでの人数が少なくなって不利になるだけだが、点取り戦の場合は相手を出せない対戦が自動的に不戦敗となる。
・勝ち抜き戦の場合は大将がいなくなるまで対戦が続けられるが、点取り戦の場合はそれまでの勝敗が偏っていた場合は大将戦より前に全体の勝敗が決まる。この場合、(全体の勝敗が覆ることはないが)残りの対戦を行う場合と、全体の勝敗が決まった時点で対戦を終える場合がある。