概要
日本神話を呼んだ事がある諸兄ならば皆、ご存知の通り、彼女の種族である黄泉醜女は地獄=死後の世界の怪物であり、死してその住人となったイザナミに命じられて彼女の元夫のイザナギを追い回すも、葡萄を投げ付けられてそれを食べるのに夢中になって取り逃した。
そんな黄泉醜女である日狭美は「絶対に逃さない程度の能力」と言う能力の持ち主であり、まさしく地獄のストーカーと言っても過言ではない存在である。
「醜い女」と書いて醜女(しこめ)と読む種族ながら「美しき」とあるが、そもそも醜女と言う言葉は元は強い霊力を持つ女と言う意味の為、字面から世に蔓延る醜悪な外見の怪物と言う偏見への反駁と見て取れるだろう。