概要
人工的に生み出された石の一つで、光を蓄積し、名前の通り夜などの暗い状況で淡く光る。
一般的な夜光石は緑色に光るが、素材を調整すれば青く発光させることも出来る。
人工物であるため、他の鉱物や宝石と比べても入手難易度は低い。
別名は「ルミナスストーン」や「蓄光石」。単体だけでもパワーストーンとして扱われ、他のパワーストーンと組み合わせ、引き立て役にも用いられる。淡い色に光る見た目が幻想的であるため、インテリアとしても重宝される。
パワーストーンの意味では主に希望や不屈といった精神的にポジティブな意味合いが含まれている。
高輝度長残光タイプのアルミン酸系蓄光素材が用いられるパターンが多く、仕組みとしては、昼間の太陽光や蛍光灯の紫外線を吸収して蓄光し、それを暗い場所で放出し、発光する。
創作物における夜光石
ファンタジー作品での所謂”半透明・不透明な光る石”もこれに類似する。
そのような架空作品では素材として、人工物ではなく天然で存在していることが多い。
また、魔法に関連する特殊な性質を持っていることも顕著。
ゼルダの伝説シリーズのブレスオブザワイルドでは天然鉱床として存在しており、専ら火打ち石と一緒に産出される。夜になると石や含有した鉱床が淡い緑色にぼんやりと光り、この青白い光は死者の魂の灯火とされている。この鉱床を付着させた魔物も存在し、また、この鉱物を使用した《数世代前の特撮戦隊ヒーローモノのザコ敵》のような、夜に光るガイコツ服もある。
ゾーラの里でもこの夜光石が建築物の材料として使用されており、夜でも優美に青く光り輝く。
霧雨が降る森では、キーアイテムとなっている。
これを加工できるのは、とある人物のみ。