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概要

『ヤングエース』2017年8月号から2022年8月号まで連載。作者は三部けい

単行本は全11巻が発売。


連続ドラマ化されており、2023年8月29日より動画配信サービスLemino(旧dTV)にて配信されている。当初、配信側でR15+相当の年齢制限がかけられていたが、現在は全年齢向けに変更されている。


ストーリー

結城一登と千里の双子の兄弟は常に一緒に行動しており、趣味や感情だけでなく視覚や痛覚までも共有する体質の持ち主だった。

5歳の時、両親が殺害され、一登は浚われ、千里は惨劇のあった自宅に一人取り残された状態で発見される。千里が児童養護施設に保護されてから程なくして、脳天に強い衝撃を受けて倒れてしまう。その時を最後に一登と痛覚を共有する事が出来なくなり、一登が死んだのだと絶望する。それから千里は一登と共有した視覚から得た情報から右腕に「火」の文字が刻まれた男を両親と一登の仇として見つけ出し、殺す事を心に決めて生きてきた。


ひょんな事から「火の男」に近づく大きな手掛かりを得た千里はその足跡をたどるうちに一登が生存している事を確信するが、今の一登は「火の男」と共に行動する「三ツ目」と呼ばれる殺し屋になっていた…。


登場人物

  • 中條千里(なかじょう せんり) 演:板垣瑞生

本作の主人公。高校3年生(18歳)。旧姓・結城。痛みを感じる事で一登の視覚を視る事が出来る。事件後、児童養護施設を経て母方の祖父母(中條家)に引き取られた。「火の男」への激しい憎悪や執念を利用される事となる。


  • 結城一登(ゆうき かずと) 演:板垣瑞生

千里の双子の兄。18歳。事件の時に「火の男」に浚われ、殺し屋として育てられた。千里が施設に引き取られていた頃に銃撃に遭い、大きい病院で手術が出来なかった事から頭の中に銃創が残っている。この後遺症から痛覚を失い、睡眠も時折起こる昏睡でしか取れなくなっている。この時の傷跡から「三ツ目」の異名で呼ばれる。「仕事」の際、現場に「A」の文字が記されたカードを置いている。


千里の幼馴染。同じ施設で育ち、同じ高校に通っている。子供の頃、父親が殺人を犯して逮捕された事で近所から迫害され、母親が自殺している。「火の男」を追う千里と行動を共にする傍ら、独自に情報収集をして千里を手助けする。


  • 若園正恭(わかぞの まさやす) 演:野村周平

警視庁捜査一課の警部補。刑事であった父を「火の男」に殺されており、その後母が入院した事で一時的に千里、恵南と同じ施設に身を置いていた。独自に「火の男」を追っている。


千里の仲間の一人。


一登が一人暮らしを始めた神奈川県のアパートの住民。一登と同じく裏社会に身を置いており名前は偽名。


若園の相棒の刑事。


  • 駒津謙一郎(こまつ けんいちろう) 演:板尾創路

警視庁の警部。15年前の事件を担当しており、一登の行方を追っている。


千里の母方の祖父母(光恵の両親)。東京で青果店を営む。悦子は光恵の幼い時に病気で失明している。


千里と一登の父親。栃木県のある商家の御曹司だったが、実家が没落。酒が入ると妻子に暴力を振るっていた。妻の光恵の不倫を疑い、独自に足跡を追っていた。


千里と一登の母親。旧姓・中條。実家は東京だが様々な事情で栃木に二度滞在しており、この時に勇士と出会っている。息子たちからは「自分に関心のない母親」と思われていた。


  • 三上蓮士(みかみ れんじ)

裏社会で「ネズミ」と呼ばれる殺し屋。結城夫妻が死亡する事件のきっかけとなった人物であり、一登をさらった「火の男」本人。右腕に「火」の文字が刻まれている。


関連タグ

三部けい 双子


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