概要
大宅彩理珠とは『最初で最後の最高の高校1年生活』の登場人物。
プロフィール
好きなもの | パワーストーンや宝石、両親、肉、巨乳の女、刃 |
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嫌いなもの | 男、靴下、ウサギ、熱いもの |
人物
表向きはレズでよく里奈にくっつく人物。だが本性は利己主義で好きな相手でさえ、また気に入らなければ簡単に切り捨てたり罵倒もすれば仲間を平気で裏切ったりも。自身の利益のためなら他者を平気で利用する冷酷で残忍な性格。
特に好きな相手に対して色々な表情が見たいがため、笑顔では物足りず、絶望や萎縮もさせて表情変化を楽しむといった異常な性癖も持っている。
経歴
本ストーリーでは五話から登場し、前から気になって話したかった相手、里奈を知り尽くした様に接して本人を困惑させた状態で初登場。
それも初対面で『付き合ってください』とまで言う始末。
七話にて、温泉施設で彩理珠は里奈を執拗におちょくるだけでなく何か誘導してる動作が見え、好きなのか虐めてるのか疑心暗鬼状態にさせていた。
だが九話に入ると彩理珠の本性が剥き出しに。
発端はラジオ体操で起こった事で里奈が体操後に汗だくになり保健室へ運ばれて寝ている無防備な里奈に彩理珠はシトリンナイフで奇襲を掛けるが里奈の持ち前の動体視力や警戒心がいきて失敗に終わる。
でもまだまだ終わりでなく保健室で水木三姉妹と共に里奈を強引にアカスリさせその後はある場所へと誘導する。
校舎裏の物置に連れ込んで、手始めに殺そうとした『シトリンナイフ』の他に『アメジストナイフ』も持っており、それを里奈に晒す途中に隙をついて左手でアメジストナイフを握り里奈の腹部を突く。
命を刈り取る一撃に彩理珠は
「誕生日石に刺し殺されるの…乙でしょ?」
と小声で囁く。
虚をついた攻撃だが予想だにしない肘打ちの反撃が飛んで、弾け飛ぶ。
そこから戦闘が始まり彩理珠は人を殺した過去を得意顔で語り攻撃を仕掛けるが里奈の性能を完全に理解していなかった彩理珠は進むにつれて追い込まれていく。
動体視力などは想定してても里奈の射撃の腕に投擲の戦術が備わっており勝ち目を完全に失う。
普段冷静でない里奈は別のオーラを放っていて銃を手に取るも怖気ついて何もできなくなれば二人の間に割り込んだ巨大な熊を里奈がシトリンナイフとアメジストナイフの投擲で熊を再起不能にさせ彩理珠の持った銃を里奈が指で引き金を引いて蜂の巣にさせた後、彩理珠のコメカミに銃が向けられ里奈は撃ち殺そうとする。だが隠れてた小宮の乱入でこの死闘は幕を閉じる。
両者大怪我状態で彩理珠はここでもさらに詰められ、発達障害(ASD)を持ってる事を明かし弁明するが里奈がされたアカスリを彩理珠が強引に、水木三姉妹に撮影までもされ返り討ちにあった。
十話では『大宅彩理珠』と彼女の名がタイトルとなっており、彼女のドス黒い過去の数々が明かされている。
彩理珠は元から性格は歪んでいて自分勝手で協調性が皆無だったので周囲から見離され、また仲良くしたい意識があっても結局は自分の利益……としか考えてもいなかった。
そんな大宅家の家庭は貧しくなく裕福であることも判明。
母(マツ)は超過保護で学校で彩理珠に何かあれば容赦なく突くモンスターペアレント。
父(祥一朗)は政治家、といったもの。
甘やかされて育ったが故、捻くれ者が完成される。
とある日、四歳になった彩理珠は祖父母を含む家族全員で焼肉を食べ行く事になりあまりの嬉しさで包丁を振り回す。
嬉しさの衝動で包丁を振り回し続け、割り込んだ祖父の腹部を横一文字に掻っ捌き、彩理珠は切迫するどころか寧ろ飛び出た臓器に興味津々。それに留まらず祖父の他の臓器も取り出し多量の出血で祖父は生き絶えてしまって予想外の展開に初めて焦りが生まれる。
しかし彼女の発言はとんでもなかった。
「死んじゃった」
「豚さんも牛さんも鶏さんもこんな思いしてるんだね。じいじが食べる分のお肉減っちゃった」
「でも、彩理珠が仇とる!彩理珠がいっぱい食べてじいじの分も食べるの!天国で彩理珠の食べてる姿見守ってね!!」
初めて人殺した反応を伺う為に両親に報告したがお咎めなしで終わるだけでなく、彩理珠は
「うん!焼肉の食べたさでじいじは自分のお腹裂いてたん!」
と、誤魔化してこの事件は“自殺”で解決され証拠等は祥一朗によって抹消された。
過保護で叱責もない。悪化の一途を辿り好き勝手に生きる事も決意するようにもなる。
二人目の犠牲者は何と祖母だった。
学校の帰りに異変が起きていて喉に何かを詰まらせ動けなくなっていた。
かろうじて意識はあったものの『椅子に座らせてくれ』の合図を送ったが彩理珠には全く伝わらず混乱。
考えに考えた結果、マッサージチェアを見つけ祖母を担いで座らせ、助けるためにマッサージチェアを起動させ、強度もMAXに。それだけじゃなく猿轡とアイマスクを装着させ救出を試みる。が二十分後に安否を確認すると死亡していた。
少し時間が経過し、マツが帰ってきて彩理珠はまた殺したから許しを請うが全く責めなかった。
マツが放ったこの言葉で彩理珠の悪辣さは加速していく……
「今世でやってきた行為はもう忘れて死んでから地獄で猛省すればいい」
こうも言われれば今世で好き放題生きるのも当然だろう。
身内をニ人殺した殺人鬼の少女が出来上がった。
彩理珠にも転機が訪れ、小二の春に彩理珠の初めての友人。
名は『片柳 瀬裡菜』(かたやなぎ せりな)
誰とも言葉を交わさずにいて、話してくる相手も誰一人いない。彩理珠発信でなく、瀬裡菜からだった。
瀬裡菜と友人になれても内情を知り『図太い』や『死ねばいいのになかなか死なないヤツ』と決めつけてもいて
万が一に備え、彩理珠はマツに瀬裡菜を紹介した。出来た友達を共感したかったもあったが本当の目的は彩理珠の保身の為の道具に過ぎないことは近々わかることになる……
小三のある日、図工の宿題が出されて彩理珠が悩み思い浮かんだのが祖母を殺した彩理珠は形見にまで手をつけてシトリンとアメジストの原石を鋭利な刃物としても細工までして『シトリンナイフ』と『アメジストナイフ』を作り上げる。この二刀のナイフは五人の命と血を吸う狂気の武器と化す……。
彼女が作った品物とは到底思うはずなく、担任の京田から二刀のナイフは没収されてしまう。
この機会がきっかけで言い争いになる程仲が悪くなり、瀬裡菜にも止められるほどだった。
京田を消す為に両親と話した結果、こんな情報が。
ヤツは重度の女好きで妻子持ちのヤリ捨ての常習犯だという事実が発覚する。
また放課後に呼び出され、二人は口論となった。
この日には『藤田』という女教師も乱入してきて大炎上したが彩理珠は怯まず反抗し続け優勢をとっていたが瀬裡菜が割り込み一気に形勢逆転してしまい、彩理珠は藤田に左側の髪を引きちぎられてしまい、教師の二人に表では表さないが憤怒するようになる…。
ちぎられる前まではショートのボブだったがこれを機に坊主にしようとバリカンを用意し右髪の前髪から剃っていくがマツに止められ散髪をする事に。
初期の髪型のショートボブとは若干変わった髪型となり、それ以降はその髪型で行動をしている。
決行の刻、彩理珠は二人の教師殺害を実行する。
はじめに先回りで二刀のナイフを回収し、職員室のデスクに身を潜め待ち伏せた。
二人はナイフがないのに気が付き、擦り合いが勃発。
藤田が『そんなまさかね』と発して彩理珠も『そのまさかだよ』と返し狙いを澄ませ右手に持つシトリンナイフを薙ぎ京田の膝を切断する。
彩理珠は体操服姿で二刀のナイフを使いこなし今度は左手に持つアメジストナイフで京田の右腕を切り飛ばす。
腰を抜かした藤田は手も足も出ず命乞い。かける情けもなく凶刃が肉を切り裂き絶命させ、形の原型さえも煩わしく思えた彼女は二人の残骸をぐずぐずの肉片にして飼育されてる鯉にばら撒き特殊清掃員に電話をかけて証拠は完全消滅へと。(真実とは逆に京田と藤田は行方不明扱いになる)
十一月十七日、彩理珠の誕生日にパワーストーンのブレスレット(シトリンとブルートパーズ)を買ってもらって宝石好きになり、身につけていると瀬裡菜もアメジストのブレスレットを持っていて、共感し合えた。
彩理珠は十一月、それで瀬裡菜は二月生まれ…と思ったのだろう。がしかし、予想は外れ、
『ううん、六月十二日生まれなの』
と瀬裡菜の発言で彩理珠は大きく失望する。
信頼をしなくなり唯一の友人にも淡々とした振る舞いを見せるようになった。
瀬裡菜が大切に飼っていたウサギ(里奈)を蹴っ飛ばし巧妙な嘘をつき藁で隠した後、微かに生きたままホルマリン漬けにしてしまう。夕方まで探し続ける瀬裡菜を無視して帰宅した。
六月十二日、瀬裡菜の誕生日に最大の不幸がやってきた。
それはというと実は彼女には兄がいてこの日に死亡してしまったのだ。
誕生日祝いで大荷物を抱えて辿り着いたが殺伐とした空気に冷静な彩理珠はこう対処する。
落ち着かせる為に水筒の肩紐を下ろし水を注ぎ瀬裡菜に飲ませるがその液体はガソリンだった。
うすら笑いを浮かべつつ会話する際はすぐさま切り替える他にこの状況で誕生日プレゼントも渡す。
それも彩理珠が勝手に開き、中身はホルマリン漬けにされたウサギで全てを悟った瀬裡菜は絶望し包丁で首を切り自害をした。
瀬裡菜の死去後、警察に呼ばれたが狡猾に騙し張り切ったりもしていて、警官が去った後に瀬裡菜が大事にしていたアメジストのブレスレットをも盗んでもいた。
自分自身を知れば構造も何なのかも分かり、異変に気づいた彩理珠は精神病院で診断してもらい、結果『ASD』と診断され診断書も受け取っている。
中学生活も終わり高校の内定はもらっていた。
だがその前にスーパー店で惣菜や未開封のパンを食べ散らかし店員に連れてかれ、警察も呼ばれたがここでもお咎めなしに終わるが内定は取り消され、履歴書等が不要な『黒鳳高等学校』に入学が決定する。
『黒鳳高等学校』は不良達や不適合者の塊だった。
初っ端に登場した担任、小宮は蹴破って教室のドアを蹴破り突撃した姿に見惚れレズとして覚醒。
またクラスの一員で一席だけ空席な人物に疑問を抱き、ここで水木三姉妹と関わりを持つきっかけとなる。
話していくと空席の人物は本ストーリーの主人公、『戸ヶ崎里奈』と言う少女だった。
詳細を水木三姉妹と共有し合う。里奈も気になり小宮もターゲットに。強烈な好意が震わせ住宅侵入もするようになるが小宮の家に忍び込んだ彩理珠は返り討ちにあっている。
里奈の家には作中で何回も侵入しているが経路は一切不明。
今後の高校生活でも多分暴走は間違いなくすると思う……
二つ名の『白アリ娘』の由来
本来、白アリは木材などを食べる害虫なのだが
彩理珠の場合、一度でも関わったり自分から話したり標的にされた時点で、他者の個人情報や内部情報を漁れば私物まで盗んだり名誉や住処までも侵食してしまう性質を持ってることから『白アリ娘』と揶揄されるように。
またそれだけじゃなく、その人の運気まで吸収して自身のものへとなれば他人が持つ宝石に彩理珠が触れるとパワーを吸われるなんて事も。
宝石好きな彼女自体をさざれ石に浸からせ浄化すれば可能だろうか…思うがそれも全く効果なし。
(なお宝石は浄化すれば元に戻る)
霊媒師を呼ばれ悪霊退散されても全く効果は出ず寧ろ霊媒師が全員呪われ死去した事例もあれば、彩理珠から遠ざけても追跡され、振り切ったら困難まみれな生き様を送ることになる……。
誰でも対象なのだが必ずしも不幸になるというのはなく彼女に関わり破滅する確率は75%であり、死期が早い者には効果は絶大。
長生きできる人間や強運を持ってる人間も該当するが被害にはあっても完全には破壊されない要素もある。
また『大宅』の名前にも秘密があり、
“大宅”=“公”が由来となってある。
(例で個人情報を公にされる…などいった)
それもそのはず。
気になった相手、里奈の住宅に平気で侵入したりや昔に里奈が伸哉と川遊びをして大切な弟が流されたあの時も身近に彩理珠がいた。
水木三姉妹にも被害が及んでいて、彩理珠と共に里奈の情報共有するようになってから闇の世界へと飛び込み諜報員として働いていた。
彩理珠からもらった報酬で両親に旅行を行かせ行きは無事だったのものの帰りに事故に遭い両親は帰らぬ人となった……。
以降、水木三姉妹は彩理珠を非常に憎むようになり金を媚びれば横柄な態度で威圧したりもしている。
このように彩理珠は敵に回っても味方になっても。どちらに転んでも無差別で厄災が起きてしまう疫病神なのだ。
言葉で分からせて力で捩じ伏せても無駄で、力量や潮時のタイミングもわかっているし相手によれば引き下がる行動もとる。そして快楽的なタイプでない点もタチが悪い。
これも発達障害が関係していて
ADHDなら薬があり多少の対処は可能だが
ASDの場合、薬もなく対処法がない。
自覚はあっても治せなく癖でも出てしまう。
(彩理珠はASD持ち)
作中でも「治す薬がない」や「どうにもならない」などASDを頻繁にではないが免罪符にもしている。
つまり彩理珠の厄と発達障害には手の施しようがない。
ーーー簡潔に言えば、粛清が不可能である。
余談だが彩理珠の香りは柑橘系の香りがすようだ…………
(神様もそんな香りがするだとか)
疫病神としては『最恐』にはなるが彩理珠にも弱点は存在する。
致命的なのが二つ名の『白アリ娘』。
甚大な被害は出すもものの“白アリ”はかなり脆く天敵も多い。
殺人鬼でもある彩理珠だが天敵として見てる相手も少なくなく、水木三姉妹は部下ではあるが天敵でもあり警戒してるもあれば嫌悪もしてる場面も。
そして『佐山』という男子生徒との初対面は放課後に女遊びを強要される。しかも佐山が
『金がないから初回サービスで無料にしてよ』
と発言。呆れた彩理珠は塩対応で接して隙をついて殺害の魂胆がありトドメを指す直前で電話が鳴ればタイマーが作動したりでアラーム音に妨害されてしまう。
何事も無く終わったのだが業を煮やした彩理珠は帰り道に大きく泣き崩れ、後に佐山の家に侵入してクレカと現金八万円を盗んでいった。
小学生の時に剣道を習っており、剣術の腕も持っている他にボクシングもやっていたようでジャブとかも出来る。
先を読んで物事の想定を考える頭も働くし、要領もかなり良い。単純な仕掛けなどは基本通用しない。
だがしかし戦闘力は高い方では無く戦場に立てば呆気なく倒されてしまう点も。
・一つは半グレよりは強くても猛者には勝てないこと。
最初にターゲットにした小宮を職員室の天井に隠れ身を潜める彩理珠だが隣にいた山根の早撃が胸を直撃。
幸い防弾チョッキを装着しており致命傷にはならなかったが衝撃があまりにも強かった。
すぐさま攻撃体制に入って小宮を二刀のナイフを持ち襲いかかったが瞬殺されてしまっている。
小宮に押し倒され、シトリンナイフで斬首される寸前で山根に止められ命拾いはするのだが。
里奈にも奇襲を掛けて、腹部にアメジストナイフを刺し、左指を四本噛みついて、シトリンナイフで左腕を切り裂いて負傷を負わせて弱らせるが拳銃にナイフ投擲ができる能力を知り引き下がる他なかった…
・二つ目は、捕まったら終わり。
中学時代にエスカレートした彼女はなんと祥一朗の私物にまで手をつけた時期があり、それを見た祥一朗は彩理珠を強引に丸一日犯されるエピソードも。
『白アリ娘』の名が轟き彼女が生き延びれる秘訣は勘の良さやある程度備わった武力とも言える。
暗殺者として歩んだ場合、喰われ捕食されるのが運命なのだろう。
里奈との共通点
主人公との接点はいくつか存在。
・モチーフ
里奈のモチーフは『アメジスト』に比べて
彩理珠のモチーフは『シトリン』。
(目の色は青。ブルートパーズをモチーフ)
そして洋服にもこんな細工があり、緑のタンクトップはアベンチュリン、黄色の半ズボンはシトリン……ともなっている。
(アベンチュリン=十一月一七日の誕生石)
アメジストとシトリンの相性の良さや紫外線に弱い共通点もあり、両者とも“暑がり”であることだ。
十四話ではみつきに『アメトリンコンビ』なんて呼ばれてたりも。
・誕生日(日付は違うよ)
↓戸ヶ崎里奈
1988年2月16日(火)
↓大宅彩理珠
1987年11月17日(火)
火曜日に誕生していて、しかも本作の物語も火曜日から始まっているのだ。
・弟がいる
里奈には四つ離れた弟が存在してて
彩理珠には弟が二人いたりと。
どちらも長女であることだ。
里奈は伸哉を溺愛している反面、弟達に弄ばれる彩理珠は嫌悪していて『愚弟』呼ばわりしている場面がいくつかある。
・『吉』と『凶』
これは大した意味はないが二人が小学生の時の担任の名のルーツだ。
里奈の担任=吉田(吉)に対し
彩理珠の担任は京田(凶)。そんな共通点も。
・片柳 瀬裡菜
彩理珠とは友達であったが里奈とは接点は皆無。
しかし、二つ真逆の要素が存在。
・誕生日
里奈は2月16日、瀬裡菜は6月12日となっている。
・兄と弟の兄弟。
里奈には四つ下の弟がいて、
瀬裡菜には四つ上の兄がいる。
瀬裡菜が大事に飼っていたウサギの名前も「里奈」と名付けられていて、戸ヶ崎里奈と出会う予兆がほのめかされてもいる。
大宅彩理珠=10。何故か?
作中でも彩理珠が絡むと幾つか『10』のワードが飛び交うのは主にこれがはじめ
11月17日
↓
1・1・1・7
↓
1+1+1+7
↓
10 となる。
人を10人殺害したいと言う野望もあれば毎月のお小遣いは10万円だったりも。
また10歳の時に買ってもらった誕生日プレゼントのシトリンとブルートパーズの値段が、
111,700円だったことも。
大宅一家の誕生日も……
祥一朗は9月1日
マツは7月12日(※1桁ずつ足すと10に…)
勘太は6月4日
健二は1月9日。
これも10話で明らかになっているのだ。
他にも幾つか彩理珠が経由すると『10』のワードは飛び交っている。
セリフ
・「誕生日石に刺し殺されるの…乙でしょ?」
・「始めましょう?ブラット・フェスティバルを」
・「わあぁ〜〜豚さんや牛さんの臓器と同じように人間も共通してるんだあ。食欲がますます増加しちゃった」
・「豚さんも牛さんも鶏さんもこんな思いしてるんだね。じいじが食べる分のお肉減っちゃった」
「でも、彩理珠が仇とる!彩理珠がいっぱい食べてじいじの分も食べるの!天国で彩理珠の食べてる姿見守ってね!!」
・「命乞いしても無意味無価値だよ。五体満足で振り切れる考えは寄す事ね」
・「友達作りって、難しすぎるよね」
・周りと上手くやろうとしても空回り…誰もが私を侮辱するんです。だからここで剣術を学び強くなりたいと心に誓った……人道外れた弟子は師匠の恩に報いて切り捨て自首するんでしょう…!勝手な言いがかりで人に悪態を付けないで下さいよ!!豪剣を握り人を斬る…そのような魂胆で入部した覚えはない。何より師匠を尊敬しているからこそこの道を歩んだまで!もう貴方には失望しました……何の根拠もなく人殺し呼ばわりした!皆んなもこの師匠の弟子になったら邪道を歩むわ!」
・「盗んだ金品はね、私欲で肥してないんだよ。金魚が全滅した原因はこのピラニア達、あなたの現金はピラニア五匹でお返しするわ。“白アリ娘”気に入らないけど異名に対しては敬意を表するよ。ありがとう」
・「男はやっぱり大嫌いだ……!淫らで貪欲で…愚弟共だってパパだってそうなんだ…!」
・「人が人生のうちに殺人鬼とは十六回すれ違う。すれ違うを上回り、殺人鬼と面と向かって話せれば身近な友になれた里奈さんは強運だとは思わない?殺人鬼はさ……血の香りする?」
・「催促はしないでね。手伝うんだから」
・「お得意の独り言で寂しさは紛れる?」
・「前にそういうエピソードあったね。けど、瀬裡菜ちゃんはどの道死期が近かった。どうせ未練ないし居ても居なくても友達だろうと身内であっても運命様の手で旅立つんだよ。死んだ事によって誰かのお役に立てればそれも『誇り』となるよねぇ?!」
・「特に見ず知らずの相手の内情に同情する余地も義理もないの。大体過ぎた出来事を引きずり過ぎ。過去に囚われ俯いてさぁ?戦場だったら撃たれて終わりだよ?」
・「自国の支配層の盾となる君たちに貴重なアドバイス、未来のお話だとも。凡人な国民は真っ先に訳分からぬまま危険な戦場に向かって愚かなまま戦死する。戦争が始まったら生還出来る祈りを捧げよう。生きてたらこの場所でまた集まろうじゃない。盛大にパーっとさ」