天四郎
てんしろう
7to7店長。元ホストのプレイボーイ。(料理以外は)最強の俺様イケメン。
実家は北の方の山の中(山村)でアウトドアはマイフィールド。ジビエなどを食べると里心がついて、ついうっかり方言が出る。が、ホストとしての前歴(さらに現在も、それを生かして営業や接客をしている)ために周囲にはアンタッチャブルを強いている。
じつは超カワイイ弟がいる。
実家は代々続く名家(大地主)らしいのだが、それゆえに親族間の仲は最悪。とても笑えない最悪の幼少期(と、それに反発するかのような最悪の破天荒な青春)を送ってしまったらしき事が匂わされている。
何よりも都会に出てきた理由が(自身の夢もあるが)愛に飢えた育ちのせいで幼くして自身の生まれ育った村の女性全員とオトナな関係を持ってしまったために、村全体をド修羅場の大混乱に陥れたせいだ、というのだから恐ろしい。
こんな一族の出自なものだから、ほとんどの親族からは厄介者の鼻つまみ者扱い。一方で親族の中には異性関係にだらしない者も多く、それゆえに親族会議(特に管財相続系の会議)では、やたらめったら関係者がじゃがぽこと出現し、下手をすれば殺し合いになりかねないほどに殺伐としているという。
しかし、それでも弟や自身の(母方の)叔母、あとは自身の歪みっぷりを「一族の責任」と自覚して自責を抱いていた祖父や、自らと似た者同士だった叔父など少数ながらも自分の味方をしてくれる親族もいたりする。
連載の中期より「将来はオーベルジュ(レストラン機能に特化した宿泊施設)かリゾートホテルをやりたい」(自分の帰るべき家を自分で作りたい)という夢を語るようになった。そして運営するオーベルジュについて織作に「今のメンバーでやれれば最高だ」とも述べており、自身の無茶経営(ぶっちゃけ労働基準法違反)にも、ついてきてくれる「7to7」メンバーには仲間(あるいはファミリー)として全幅の信頼と報いたい思いをきちんと抱いている。