1981年9月29日からから2005年9月27日まで日本テレビ系列で火曜夜9~10時台に放映されていたサスペンスドラマ専門の放送枠である。略して「火サス」。
pixivでは、主に火サスを彷彿とさせる内容のイラスト(不倫、復讐など)につけられている。
また、クライマックスのシーンが断崖絶壁のロケーションとなることが多いため、そういったイラストにも付けられる。
概要
「哀しくなければサスペンスじゃない」をコンセプトに、重々しい人間ドラマを描いた1話完結のサスペンスドラマシリーズ。
いわゆるサスペンスドラマにおけるお約束やベタな展開を作り上げた金字塔的な放送枠であり、他局のバラエティ番組でも「2時間サスペンスドラマ」と称してネタにされることもしばしば。
その一方で大林宣彦や鈴木清順、実相寺昭雄といった映画やドラマで著名な監督を起用した回もあり、従来のテレビドラマの枠を破る異色作も生まれている。
オープニングテーマ
火曜サスペンス劇場を象徴するものといえば間違いなくオープニングテーマとアイキャッチであろう。
現在よく知られているものは1989年6月6日放送分から使用されていた3代目テーマ。放送版ではオープニングテーマの末尾から主題歌のサビにつながる構成になっているが、サントラなどでは末尾でフェードアウトする。
関連タグ
水谷豊 - 最多出演俳優。
岩崎宏美 - 最初の主題歌『聖母(マドンナ)たちのララバイ』を皮切りに初婚時の「益田宏美」名義を含め主題歌を通算6曲担当した。
竹内まりや - 『シングル・アゲイン』と『告白』が主題歌に起用された。
一青窈 - 代表曲の一つとなる『ハナミズキ』が主題歌に起用された。
石丸博也 - 1983年3月1日から終了まで副音声によるナレーションを担当した。
シティーハンター - 有名なエンディングの演出はこの番組にヒントを得たと諏訪道彦プロデューサーが言及している。
ちいかわ - 登場キャラが友を傷つけられた復讐心から加害者一味の殺害を行うシーンの感想で「火曜サスペンス(もしくはサスペンスドラマ)」と例えられた。