概要
その事がありがち、よくある事柄である事。
もともとは小売業界で主に使われる業界用語で、流行やご時勢に関わらず一定の需要が常にあり、安定的な売り上げの確保が見込める商品のことを指す。
長期的に安定的な売り上げが見込めるため商品のリニューアルの回数が少なく、ゆえに商品番号(品番)の大きな変更も発生しにくいことから、「いつも一定の商品番号である」ことに由来する。
これが転じて一般に広く流布し、「当たり前」「スタンダード」などといった意味合いを持つに至った。
現在でも「当たり前に存在しているので大きな話題にこそなりにくいが、良い意味で無難で信頼できる商品(=定番商品)」の代名詞として使われる。