概要
天気図は世界標準時を基準に、定時に観測された世界各地の気象情報を元に作られる。一般的に天気予報などで使われている天気図は、前線や大まかな気圧配置、天気記号、台風など解説に必要な情報を絞って簡略化された地上天気図が使われている。
天気図の種類
データの性質別としては天気図の種類は観測情報を元にして描かれた実況天気図と実況天気図のデータを元に将来の気象状況を予想した予想天気図の二種類がある。また地上付近の気象状況を元に描かれた地上天気図の他に、ラジオゾンデ(気球に気象観測用機材を積んだもの)を空に上げて得られた上空の気象情報を元に描かれた高層天気図がある。
ラジオで放送される天気図
NHKラジオ第2で午後4時に放送される「気象通報」において、日本国内や主に東アジア各観測地点での天候、気圧、風向、風力などが定期的に放送されており、この情報を市販のラジオ用天気図用紙に書き込むことで、天気図を描くことができる。