「会社に行かなくていい1日って、なんて素晴らしいんだァーーーーーッ！！」
曖昧さ回避
アイドルマスターSideMのキャラクターはこちら。→天道輝
小さなスーパーマンガンバロンの主人公も同様だが、いずれも下の名前の読みは「てる」。
概要
プロフィール
広告を取り扱う制作会社に就職するも、労基法違反は当たり前のサービス残業や厳しいノルマ、パワーハラスメントにより、うつ病になっていた24歳の青年。ゾンビ映画を見ても「会社よりは天国」と思ってしまうほど疲弊していた。
ある朝、街はゾンビで溢れ返っており、この影響で会社に行かなくてもいいことに喜び、自由を手に入れる。彼はある意味でポジティブな人間に生まれ変わり、パンデミックの中でも恐れることなく自由な生活を楽しむことに全力を注ぐことにした。
同じマンションに住む香坂夫婦の部屋がゾンビに襲われる光景を目の前にし、「やりたいことを実現する時間は限られている」と気づき、「ゾンビになるまでにしたい100のこと」というリストを作成、社畜から脱却し、自分のやりたいことを優先して生きるようになる。（アニメ版では鳳沙織との恋にケジメをつけた直後にリストを作成。）
その後、やりたいことを考える最中に両親の事を思い出し、欲望全開にひとまず実家を目指す。
ケンチョを閉じ込められたホテルから救出し、閑とは紆余曲折あって共に行動し、途中でベアを拾って四人で行動する事になる。
人物
3年間も抑圧され続けた反動もあってか、自らの「やりたいこと」には非常に素直、というか箍が外れているに等しく、その行動力を実感しているケンチョと閑は、輝が食いつきそうなワードが出た瞬間、輝の方を見て反応を確かめようとする程で、旅の仲間達を呆れさせている。
その一方、やりたいことをやる為に自由を尊重するなら、同じぐらい相手の自由も尊重するべきと考えており、自らの欲望で他者を蔑ろにする行為には1ミリも理解を示さない等、その行動は芯が通っており、その一途さはケンチョと閑が自分の夢と向き合う切っ掛けを作っている。
物語開始時はゾンビパンデミックという『状況』によって解放されたこともあり、箍が外れたクレイジーな行動力も「それが許される状況だから」発揮していたという側面があった。ために、かつて自分を虐げていたパワハラ上司と再会した際は完全に呑まれてしまっており、この時点では自由になった訳では無かった。彼が本当の意味で自由を勝ち取るのは、自分の意志で上司と決別した時であった。
それ以降は、爆発的な行動力はそのままに、人にとって「やりたいこと」とは何であるのか、自由に生きるとはどういうことなのかを仲間と共に考え続けることになる。
一見すると線の細い優男だが、大学時代にラグビー部で鍛えたことからバキバキに引き締まった筋肉の持ち主であり、劇中屈指の身体能力を発揮している。
