奥地

奥地。 河口の国の陸地奥に存在する都市郡。 各都市は独立色が強く、連携を求めない。 それ故の強固な防衛能力が敵の侵入を拒み続けている。 だが、今の状況ではその独立色が仇となっている。 自警団はその協力を取り付ける必要性を強く感じている。 そこで、協力を取り付けるために動き始めた。

河口の国。 その名の通り、河口に特色が強い。 当然河口地域は発展している。 しかし、河口以外の地域も発展している。 それが河口の国の強みであり特色でもある。 それらが道によって繋げられている。 この全土発展が、央の六国たる所以でもある。

河口の国、大都市。 その昔は独立した都市であった。 他国の侵略を退けるための密約。 それを公とすること。 これは一種の独立宣言でもある。 以後は連携された大都市となる。 さながらひとつの国のように。

奥地。 森の国にとっては重要ではない地点。 だが、大国にとっては重要であった。 伐採部隊は最前線。 奥地侵攻部隊は首都を叩く。 その切り分けが行われていた。 そこに何かがあると信じて、進み続ける。

奥地の都市。 河口の国にありながら独自の振る舞いを取る。 それでも国側は何も言わない。 その独自性故に判断も独自に下される。 時折その判断は国を超えることもある。 それでも国は介入をしない。 それ故にこの都市は安全性が高い。