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女史

じょし

社会的地位・名声のある立場の女性、またそのような女性に対する敬称。

概要編集

一定以上の社会的地位や名声のある(つまり、世間一般に能力を評価され認知されている)女性のこと。また、そのような女性に対し「○○女史」という形で使われる敬称のこと。

主に政治家学者文筆家芸術家といった職業の人に対し使われる。


また、一部では気が強く会話において意見を譲らない(※この場合、どちらかといえば「ヒステリック」なことを指す)ような女性を揶揄する目的でも使われている。

他にも、同好の士が集まるコミュニティ、とくに漫画やアニメなどのオタクの界隈において、敬称である「殿」「」などを名前につけて、親しい間柄の愛称の一種として用いることがあるが、これらと同様の形で女性の仲間に対し(主に男性が)「女史」と呼ぶ例が確認されている。


元々は中国において女性の書記(文書の事務)を表す言葉であった。


学習院大学名誉教授の大野晋によれば、明治時代に学者や文筆家として活動する女性が増え始めたことで、上述の女性書記に由来して使われるようになったという。当時、女性の社会的地位や学力は現代よりも軽視されており、そのような中で男性に混じって同じように活躍する女性は能力的に傑出した存在であるといえ、女性を一人前の存在として尊重しようという意図があると考えられている。

しかし、大野は「尊敬語ではあるものの『女だから』という思いは入っている」と指摘している。


現代では、男性と同じように社会進出し学業や仕事に励む、能力と立場ある女性は当たり前におり、また男性に対応する「男史」のような表現がないことから、女性を「(男と同じ立場にないはずの)女にしては」と悪い意味で特別視している、性差別的であると指摘する声は少なくない。

各種新聞社の記者向け表現ガイドブックでも「使わない」とされており、2024年現在は新聞やテレビ番組等でも男女問わず「○○さん」や「○○氏」が敬称として用いられている。音声報道においては「女子」や「助士」のような同音異義語との区別がつきにくいという事情もある。


このため、歴史上の人物・事象を指す目的や、フィクションでの表現、冗談や愛称・あだ名として使われることはあっても、多くの場面で現代における実在女性に対する敬称としては適切ではないと考えられる。

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