概要
ゴロハチVXが銀行強盗シリーズ終了後に投稿したシリーズ。世界観やキャラクターを引き継いでいる。
銀行強盗シリーズ以上の人気を獲得したため、以降ゴロハチの投稿は本シリーズがメインとなった。
DSiのうごメモシアター時代では、100話を超えるほど人気であり、全盛期では1日1話のペースで投稿されていたが、3DSのワールドうごメモギャラリー時代では作者が進学に伴い多忙となったため、投稿ペースが激減、2017/4/1に活動を再開したものの、ワールドうごメモギャラリーがサービス終了したため実質打ち切りとなった。
キャラクターの声は、全員ゴロハチの声をピッチ加工して当てている。
最初期は満がおかしな要求をしそれに対してカトセン(加藤先生)がダメですと返すのが定番だったが、学校の怪談や理不尽ギャグ、ブラックジョーク等、次第に話のバラエティーが豊かになっていった。必ずキャラクターが何らかの要因で『OTZ』(サムネイルの土下座)となってオチるのが毎話のお約束。
登場人物
メイン登場人物
- 条満(じょうみちる)
本作の(一応の)主人公。豪邸暮らしのお坊ちゃまであり、そのせいか超マイペースでド天然。
物事に対して斜め上の解釈をしたり、カトセンに珍妙な要求をしたりと、とにかくマイペース。
お人好しだが、善意での行動が事態を悪化させたりすることもしばしば。
将来の夢は父の会社を継ぐことで、執事に名門大学の教授であるニーチェ小川をつけてもらっているが、当の本人は勉強が苦手であり、学校の宿題に深夜まで悪戦苦闘してたり、進学予定の中学校の過去問題の採点が散々だったため(カトセンに止められたが)タケシに替え玉になってもらおうとしたことも。(結局、五十嵐に替え玉になってもらったが。)
しかし、勉強に反して料理の腕が非常に高く、たびたび一級品の料理を作っている。
おやつはバナナ派。長いことバナナをおやつに入れたがっていたが、3DS版13話にてようやくそれが叶った。
- 加藤貞晴(かとうさだはる)
愛称はカトセン。満のクラスの担任。熊本出身で地元の知り合いとは熊本弁で会話する。
メガネをかけており素顔は目が3。
普段は生徒に対して敬語口調で優しい性格だが、メンタルが弱く急に泣いたりキレたりと情緒不安定。その上かなりの不幸体質で、交通事故に遭ったり、事件や爆発に巻き込まれたり、タケシ一家が自宅に不法侵入してたりと作中の不幸ぶりは枚挙に暇がない。そのせいでタケシら生徒達から基本的に下に見られており、よくイタズラを仕掛けられたり、場合によってはぞんざいな扱いを受けることも多い。
しかし、満に一緒に強盗しに行こうと持ちかけたタケシに対して職員室に来るように伝えるなど叱る時は叱る。本気で怒ると般若のような形相と化す。
五十嵐の父とは飲み仲間の関係で、良き相談相手である。
作中のマヌケっぷりから意外と視聴者からの人気があり、人気投票では2位だった。
- ヤマダタケシ
銀行強盗シリーズの主人公。同作から続投したキャラの一人。マスクとサングラスを掛けている。素顔は結構ハンサム。当初は背景同然だったが、14話からレギュラー入りした。
見た目通りのヤンチャ者であり、しょっちゅうカトセンにいたずらを仕掛けている。授業態度はかなり悪く、ハーレーバイクで通学したり、学校にゲーム機やジュースなどを持ち込んだり、夜中に学校に忍び込んだり、満に悪知恵を吹き込んだりとやりたい放題。そんな授業態度に反して非常に知能が高く、複雑な数式を一瞬で解いたり、玉ねぎに含まれる化学物質の詳細を知っていたりと結構ハイスペックである。ドッジボールでカトセンを遠方まで吹っ飛ばしたりとフィジカルも高い。しかしそんな彼だが母・キャサリンを非常に恐れている。
お笑い芸人「世界のナベアツ」の持ちネタ「さぁん!」にハマっており、作中でたびたびネタにしている。こんな彼だが将来の夢は警察官である。
銀行の人たちとは銀行強盗シリーズからの縁で皆知り合いで、小遣いをもらったりと非常に仲がいい。
ラーメンが好物で、しょちゅうラーメン屋に行っている。当然おやつはラーメン派。
上記の破天荒っぷりから視聴者人気は非常に高く、人気投票では堂々の一位。出番も活躍も多いため、よく彼が学校シリーズの主人公だと勘違いされやすい。
- 五十嵐勘太郎
三本角が特徴的な生徒。カブトムシと人間のハーフで重度の中二病。
タケシほどではないが勉強はできる方。マイナーな漢字の読み方を知ってたり博識な一面も。
特徴的な頭の角は髪と同じように伸びる。五十嵐はこれを利用して身体検査の身長を稼ごうと画策していたが、ドアをくぐる際に折れたため失敗に終わった。
将来の夢は立派なムシキングになることであり、そのプライドからなのか、たびたびタケシのコーカサスオオカブトに勝負を挑んでいる(そのたび負けている)。
作中終盤にて蛹となった。彼自身は自分はコーカサスオオカブトになると思っていたが、その直後に父から自分がアトラスオオカブトだと告げられショックを受けた(曰く、アトラスオオカブトは昆虫王者ムシキングで「つよさ140」という不遇のステータスを与えられているからとのこと)。
その後、無事成虫になるもやっぱりコーカサスには勝てなかった。
上記の特徴に反して虫呼ばわりされることを嫌うが、食性はカブトムシのソレであり、そのお陰で3DS版26話では県内小学校での集団食中毒を回避していた。
岡山勇に思いを寄せているが、虫であることを理由にあっさりとフラれた。
3DS版27話では頭部の角がWi-Fiのアクセスポイントだと判明した。
- ゴロハチVX
作者本人。作中ではカトセンのクラスの生徒の一人として登場している。
作者なので学校シリーズにおいては神に等しい存在だが、はてな運営には逆らえない。また、せっかく考えた学芸会の出し物の案を没にされたり、おやつ争論にて作者権限でおやつをボルシチに決定しても拒否されたりと作者としての威厳は皆無に等しい。幹間臼の転校など作者である彼でさえ知らない不測の事態が発生することも。キャラがキャラだけによくメタ発言を繰り返す。
おやつはボルシチ派
サブ登場人物
- 北城幸也(ほくじょうゆきや)
通称本物さん。銀行強盗シリーズにて銀行強盗をしていた人。現在は学校の教員として働いているが未だに銀行強盗をやってる上、満を誘拐しようとしたりと足を洗ったわけではない模様。
本人曰く生活苦(母親が病気で手術が必要な状態)とのことで、「ここで料理すればガス代とかがタダになる」という理由で夜な夜な家庭科室で料理をしている。3DS版ではペットショップをオープンした。その辺で捕まえてきたであろう生物しか売られてないが「ガキ相手には結構儲かる」とのこと。
- 村山
頭に一本毛が生えた生徒。3話から登場していた古参キャラだが、せいぜいタケシと五十嵐が出てくる回でちょろっと顔を出す程度の出番しかないモブキャラである。110話でとうとうフォーカスが当たるも問題の答えを盛大に間違えた挙句カトセンからも存在を忘れられていた。
143話ではゴロハチから人気がないことを理由に今後の出番が無いことを告げられ、何とか食い下がるも「50回に1回は出す(うごメモシアター終了まで40日も無い)」と事実上の出番終了宣言を喰らった...が151話でしぶとく再登場。秘密結社「シナプスVX」の要塞を破壊できる釼を手に入れるため海浜公園まで取りに来るも、その話が彼をハメるための大嘘だったことを知りショックを受けた。
- ニーチェ小川
満の執事兼家庭教師。ケンブリッジ大学の教授でもある。
66話にてテスト中の満に呼ばれる形で初登場。以降も満がらみの話では度々登場している。
満に対しては甘やかす傾向にあり、外が寒くて学校へ行きたがらない満の代わりに学校に行ったり、運動会の障害物競走にて満を勝たせるために大掛かりなイカサマを敢行したりと何かと世話を焼く。
満が進学予定の中学校の過去問題の採点については、あまりの酷さに泣いていた模様。
- タケシの父
その名の通りタケシの父。銀行強盗シリーズからの続投キャラ。タケシ同様マスクとサングラスをかけておりニット帽をかぶっている。タケシの親だけあって彼も銀行強盗である。
突如として学校に現れ、物言わぬ顔で授業中のカトセンの教室に乱入。タケシをラーメン屋に誘ったがカトセンに止められた。
タケシを装ってカトセンに電話し30万円を騙し取ったり、警察に捕まった際には自身の犯行をタケシの仕業にしようとしたりと親としてはだいぶアレだが、タケシとの関係は非常に良好。タケシ同様彼もキャサリンを非常に恐れている。
- キャサリン
タケシの母親。銀行強盗シリーズから続投したキャラの一人で同シリーズではタケシや本物さんを大根一本でシバき倒す作中最強の存在であり、タケシやそうめん兄弟など前作からの続投キャラ達からは非常に恐れられている存在だが、学校シリーズでの役割は前作と比べて控えめ。なぜか英語の授業の特別講師として登場し、スペルミスを指摘しようと不用意に手を挙げた満を眼光で威圧しビビらせた。授業中のカトセンに電話を掛けたりと抜けてる一面も。
- タケシのじいさん
タケシの祖父。いつも杖をついており、一見弱そうに見えるがこう見えて武道の達人である。
タケシたちと比べるとマトモな性格をしているように見えるが、タケシ達とハーレーバイクを乗り回したり、カトセンの家に不法侵入したりとアウトロー気質である。酒好き。
- 五十嵐しんたろう
五十嵐の父親。見た目はまんま巨大なヘラクレスオオカブトそのもの。こう見えて北海道出身である。カトセンとは飲み仲間の関係であり、よく「バー568」で一緒に飲んでいる。
家族が虫扱いされるのを嫌っており、五十嵐を虫と呼んでしまったカトセンに対して土下座を要求するほど怒りをあらわにしていた。
- そうめん兄弟
銀行強盗シリーズからの続投キャラ。いつも銀行にいる二人兄弟で、左がカクさん、右がスケさん。いつも二人並んでチューチュートレインをしている。
タケシとは銀行強盗シリーズでの縁から、一緒にカトセンにいたずらを仕掛けたり、彼の誕生日パーティーに参加したりと仲が良い。
クラスの生き物係担当であり、タケシのコーカサスオオカブトを飼育していた。
- しげお
兄さん…?シリーズの主人公。顔に「兄」と書いてある。カトセンとは同じ高校の同級生の間柄。
アナウンサーやカトセンの代理など様々な役柄で登場するが、必ず「おとうと」と遭遇してしまう。当然彼とは赤の他人であり、本人はおとうとに付きまとわれることが嫌で、おとうとと遭遇するたびに手から放つエネルギー砲で爆破している。
カトセンの母曰く幽霊とのことで、3DS版21話では実際に幽霊として登場するも21話~24話まではカトセンの夢の中での出来事なので本当かどうかは不明。
- おとうと
「兄さん…?シリーズ」に登場する青年。「実の兄が自分に内緒でマンガ肉を食べてた」というただそれだけの理由で家を出ていき、以降しげおのことを実の兄と勘違いして追いかけまわしている。
非常に神出鬼没でしげおの行く先々で必ず現れるが、会うたび爆破されている。
本人は人違いだと思っていないため「最近兄の様子がおかしい」と愚痴をこぼしていた。
- 幽霊
たまに出現する謎の幽霊。半透明でやせ細っている。満たちの中に紛れては彼らを怖がらせてきたが、94話では五十嵐が彼の存在に気付き、「わかって…くれたんだね…」と言い残し消滅した。最終回でも声だけで登場。再び満たちを震え上がらせた。
- 岡山勇
3DS版から登場。黄色い棒人間でクラスの女子。生徒ではほぼ唯一の女性キャラ。3D-5になるまでずっと男の子だと思われた。女の子と判明した途端、五十嵐から告白を受けるも「カブトムシの人はちょっと」と断った。物静かな性格。
- 幹間臼(みきまうす)
3DS版34話で唐突に登場した転校生。著作権に厳しい某有名なネズミのような見た目と名前をしている。夢の国から来た。彼の転校は作者であるゴロハチも知らないらしい。彼自身は「ディ〇ニーランドへ招待するよ!」と乗り気だったものの著作権的にまずいと判断されたためカトセンに転校を取り消された。彼の「ええーっ」のセリフは世界レベル。
場所・用語
- 外側から見て一階の左側
満たちが通う小学校の外側から見て一階の左側。7話以降様々な挙動を見せる。教室ではないらしく行っても行き止まりだが、たまに行き止まりにドアが出現するらしく、そのドアの先へ行くと「封」と記された御札が貼られた扉がある。その扉を開けると…
- 小学校
満たちが通う学校。7以降は外側から見て一階の左側が様々な挙動を取る。七不思議が存在している。何かと破壊されるが次回は何事もなかったように復活する。行事として遠足や社会科見学で警察署に行ったりハロウィンパーティがある。
- 満の家
ちょうど学校の隣にある、満が住んでる家で大豪邸である。執事のニーチェ小川を初め、多くの召使たちが雇われている。
- 銀行
銀行強盗シリーズの舞台。そうめん兄弟は普段ここにいる。タケシや本物さんが度々強盗にやってくる。
- ラーメン屋
銀行の隣にあるラーメン屋。タケシ達がよく来店している。
- ペットショップユキヤ
本物さんが「最近、用務員の仕事だけだと食っていけない」という理由でオープンしたペットショップ。カマキリやカナブンなどその辺で捕まえてきた生物しか売ってない。リアルポ〇モン2匹がここで売られていた。
- バー568
カトセンら大人たちの憩いの場。飲み会や同窓会もここで行われている。
カトセンはたびたび五十嵐の父とここで飲み交わしている。しげおやおとうともここで飲んでいる。
142話にてしげおに一度爆破された影響なのか、3DS版40話では外装がボロボロになっている。
- リアルポ〇モン
たまに登場する謎の動物。ハムスターのような奴や角が欠けた奴、五十嵐の家の前に現れたディ〇ルガなど種類は様々。個体によっては非常に凶暴。
関連動画
オチのBGM
DSi版学校シリーズ
関連タグ
オールカラー:本作のMAD制作者で素材を配布している。
アルタイル20:稀に本作のパロディが作品に入っている。